【スペック】全長×全幅×全高=4210×1790×1485mm/ホイールベース=2575mm/車重=1270kg/駆動方式=FF/1.2リッター直4SOHC8バルブターボ(105ps/5000rpm、17.8kgm/1500-4100rpm)/価格=264万円(テスト車=同じ)

フォルクスワーゲン・ゴルフTSIトレンドライン ブルーモーション テクノロジー(FF/7AT)【試乗記】

記憶すべき到達点 2012.05.16 試乗記 フォルクスワーゲン・ゴルフTSIトレンドライン ブルーモーション テクノロジー(FF/7AT)
……264万円

アイドリングストップ機構とブレーキエネルギー回生システムを得た最新の「ゴルフ」。“史上最高の低燃費”達成の陰で失ったものはあるのだろうか?

迷わずこっちの「トレンドライン」

「ゴルフ」に新しく設定された「TSIトレンドライン ブルーモーション テクノロジー」は、すでにラインナップされる「TSIトレンドライン プレミアムエディション」に、アイドリングストップと回生ブレーキを組み込んだモデルだ。
1.2リッター直噴直4のSOHC(2バルブ!)ターボエンジンが生み出す最高出力105ps/5000rpm、最大トルク17.8kgm/1500-4100rpmというパワースペックはこれまでのトレンドラインと同じだが、10・15モードで17.4km/リッターだった燃費は、より計測条件の厳しいJC08モードで19.0km/リッターへと大幅に向上した。

ちなみに、予約が始まって話題の「ザ・ビートル」も同じエンジンを搭載するが、あちらはブルーモーションではなく、JC08モードで17.6km/リッターにとどまる。賢いフォルクスワーゲンは、新鮮なモデルに最初から全部付けて売ったりはしない。

先に身も蓋もない計算をしてしまうが、まだ在庫があればアイドリングストップしないトレンドライン(TSIトレンドライン プレミアムエディション)も購入できるものの、わずか1万円安にすぎないから、これからトレンドラインを買うなら、従来型にとんでもない値引き額が提示されない限りブルーモーションのほうだ。なぜなら普通のトレンドラインに比べ、減税額が約4万円大きいから。

さらに何年後かの下取り価格も有利になるはずだ。アイドリングストップ機構が備わったクルマは、備わっていないクルマよりも高価なバッテリーが使われているため、交換時により高いバッテリーを買うことになるが、このクルマの場合、減税額+燃費コストで十分回収できるはずだ。フォグランプを省くなど、よく見れば“わずか1万円アップ”で済んだカラクリが散見されるが、大事なものは何も省略されていない。

「ブルーモーション テクノロジー」とは、アイドリングストップ機構とブレーキエネルギー回生システムを含むテクノロジーパッケージの総称。
フォルクスワーゲン・ゴルフTSIトレンドライン ブルーモーションテクノロジー(FF/7AT)【短評】
1.2リッターの直4ターボエンジンは105psと17.8kgmを発生する。
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アイドリングストップ機構は、シフトセレクターの前にあるボタンでキャンセルが可能。
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