ホンダが渋滞予兆検知技術を開発

2012.05.01 自動車ニュース

ホンダ、渋滞を未然に防ぐ「渋滞予兆検知技術」を開発

本田技研工業(ホンダ)は2012年4月26日、1台の車両の走行パターンをモニターし、渋滞の発生につながる走行であるかを判定する「渋滞予兆検知技術」を開発したと発表した。

ホンダは、1台の車両の加減速走行が後続車の走行に影響して渋滞の発生の原因となることに着目し、渋滞の発生につながる走行であるかを判定する渋滞予兆検知技術を開発した。東京大学先端科学技術研究センターの協力のもと行った共同実験では、この技術を応用したシステムを用いることで、後続車の車速が約23%、燃費が約8%向上するという結果が得られたという。

2012年5月にイタリア、7月にはインドネシアで、渋滞抑制効果の公道実験も実施し、実用化を目指す。

今回のシステムは、1台の車両の加減速変動の走行パターンをモニターして、渋滞の発生につながる走行であるかを判定、その結果をもとに車載端末画面の色を変化させるなどすることで、ドライバーに滑らかな走行を促すというもの。後方車の加減速変動の走行パターンをやわらげ、渋滞の発生を未然に防ぐことを目的とする。

ホンダは将来的にこのシステムを、前走車の走行パターンを把握し車間距離を一定に保つ「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」と連携させることで、より効果的な渋滞抑制や燃費改善が可能になると見込んでいる。

(webCG 曽宮)

ドライバーに前方車と同調した滑らかな走行を促すことで、後方車の加減速変動をやわらげ、渋滞の発生を抑制する。
ドライバーに前方車と同調した滑らかな走行を促すことで、後方車の加減速変動をやわらげ、渋滞の発生を抑制する。

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