【スペック】86 GT“リミテッド”:全長×全幅×全高=4240×1775×1300mm/ホイールベース=2570mm/車重=1250kg/駆動方式=FR/2リッター水平対向4DOHC16バルブ(200ps/7000rpm、20.9kgm/6400-6600rpm)/価格=305万円(テスト車=322万8080円/ボディーカラー<サテンホワイトパール>=3万1500円/カジュアルナビ=12万9675円/ETC ブラックボイスタイプ=1万6905円)

トヨタ86 GT“リミテッド”(FR/6AT)【試乗記】

男子にだけじゃもったいない 2012.04.23 試乗記 トヨタ86 GT“リミテッド”(FR/6AT)
……322万8080円

とかくオトコっぽさで語られることが多いスポーツカー。話題の「トヨタ86(ハチロク)」は、女子の目からはどう見える?

当時のAE86は知らないが……

「ハチロクって、黒木メイサがCMしてるクルマですよね?」
「それは、スバルさんのBRZです」
「あ、ごめんなさい!(あちゃ〜、やっちまったぜ)」

そんな開発陣とのやりとりから始まった「トヨタ86(ハチロク)」試乗会。自動車ライターを名乗ってて、このていたらく。

なぜここまでハチロクがノーマークだったかというと、そのネーミングを聞いただけで、古くさくて、マニアっぽいと思って、ちょっと引いてしまっていたから。そりゃあ1歳半の息子の世話で、すっかり所帯じみてもいるけれど、先代のハチロク(AE86)はマンガでしか知らないし、それだって随分あとの話。“すでに終わった時代のクルマ”という気がしていたのです。

かくいう私、この仕事を始めるようになった27歳でオートマ限定を解除して、安く譲り受けた「日産180SX」でドリフトの練習に夢中になり、マンガ『頭文字D』で若者がクルマで峠を攻めることに夢中になった時代があったことも知ったけど、リアルにその時代を享受した人間でないとわからない空気感や熱狂ってものは知らない。つまり、昔のハチロクに関してはまったくのシロートです。なにせ、小学生だったんで。

初対面の新しいハチロクは、正直なところ、地味で華がないと感じた。サイドビューはそれなりにスポーツカーしているけど、フロントはのっぺりと平べったくて、なんだか日本人の典型顔みたい。残念! でも、乗ってみたら、なにかが違う。ワクワクしてきたのです。

フロントフェンダーに貼られる、ボクサーエンジンを図案化したエンブレム。
フロントフェンダーに貼られる、ボクサーエンジンを図案化したエンブレム。
水平基調のダッシュボードデザインは、車体の姿勢変化が判断しやすいようにという配慮から。
水平基調のダッシュボードデザインは、車体の姿勢変化が判断しやすいようにという配慮から。
メーターは3連配置。運転に必要な情報を瞬時に読み取れるよう、目盛りや書体の視認性にこだわったという。
メーターは3連配置。運転に必要な情報を瞬時に読み取れるよう、目盛りや書体の視認性にこだわったという。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

86の他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • スバルBRZ GT(FR/6MT)【試乗記】 2017.1.4 試乗記 「スバルBRZ」のラインナップに新たに設定された走りのグレード「GT」に試乗した。ZF製のザックスダンパーやブレンボのブレーキがおごられて操縦安定性に磨きがかかっただけでなく、フラッグシップグレードにふさわしい洗練をも手にしていた。
  • アウディA3スポーツバック2.0 TFSIクワトロ スポーツ(4WD/7AT)【試乗記】 2017.3.24 試乗記 マイナーチェンジを受けた「アウディA3」に、スポーティーな足まわりが特徴の新グレード「スポーツ」が登場。新開発の2リッター直噴ターボに7段Sトロニックを組み合わせた、最新モデルの走りをリポートする。
  • スバル・インプレッサG4 2.0i-S EyeSight(4WD/CVT)【試乗記】 2017.3.21 試乗記 新型「スバル・インプレッサ」のセダンモデル「G4」に試乗。販売の主力となっているハッチバックモデルではなく、あえてマイナーなセダンを選ぶ理由はあるのか? 2リッターエンジン+18インチアルミホイールの上級グレードで検証した。
  • スバルBRZ S(FR/6MT)【試乗記】 2016.9.24 試乗記 2リッター水平対向エンジンを搭載したスバルのFRスポーツ「BRZ」が、エンジン、ボディー、足まわりに手を加える大幅改良を受けた。試乗を通してその実力を測るとともに、「スポーツカー天国」ニッポンに生まれたシアワセについて考えた。
  • マツダCX-5 20Sプロアクティブ(FF/6AT)【試乗記】 2017.4.14 試乗記 2リッターのガソリンエンジンを搭載する「マツダCX-5」のベースグレード、「20S」に試乗した。ディーゼルモデルが圧倒的な人気を集めるCX-5のラインナップにおいて、パワーもトルクも控えめに映る20Sの“存在意義”とは? その魅力を探った。
ホームへ戻る