【スペック】全長×全幅×全高=4015×1882×1180mm/ホイールベース=2460mm/車重(乾燥重量)=1132kg/駆動方式=MR/3.6リッターV6DOHC24バルブ(300ps/6600rpm、35.7kgm/2500rpm)/価格=1189万円(テスト車=1251万9100円/レザーシート<カーボンブラック>=27万4000円、レザーパッケージ<カーボンブラック>=23万4900円、スウェードステアリングホイール=6万100円、シートヒーター=6万100円)

アルテガGT(MR/6AT)【試乗記】

育てて楽しむ良馬 2012.04.22 試乗記 アルテガGT(MR/6AT)
……1251万9100円

手作りで少量生産される、ドイツのスポーツカー「アルテガGT」に試乗。果たして、その走りは? クルマとしての完成度は?

4年越しの日本上陸

アルテガは2006年、ドイツのヴェストファーレン州デルブリュックという町で生まれる。エンブレムに使われている紋章は、伝統ある町の紋章でもある。その黒い犬は“守り神”を意味し、ローズヒップの実が10個なのは、デルブリュックが10地区からなることを示している。
会社を創設したのは、自動車用の電子システムサプライヤー「パラゴン」の会長クラウス・ディーター・フルーレスで、現在はポルシェやBMWで新型車の開発に携わってきたペーター・ミューラーが社長を務めている。

この「アルテガGT」は、2007年のフランクフルトモーターショーで発表されたもので、2011年3月のジュネーブモーターショーでは動力を電気モーターに換えた「アルテガSE」も追加。2011年6月には、アルテガジャパンを通じて、日本市場で「GT」が発売されることになった。ショールームは、東京の東麻布にある。

クルマは独自のアルミニウム製スペースフレームを持ち、ボディーはポリウレタン素材をカーボンファイバーで補強。新素材やハイテク満載の“新企画スポーツカー”である。
心臓部は、フォルクスワーゲンのDOHC狭角V6を直噴としたもので、3.6リッターの排気量から300psと350Nm(35.7kgm)を発生。同じくフォルクスワーゲン製の6段DSGが組み合わされ、ミドにマウントされる。

公表されている性能値は、最高速度=270km/h、0-100km/h加速タイム=4.8秒となっている。写真など手元の資料からも、つまりは“ドイツ製ロータス”のようなものと想像できる。

「アルテガGT」のコクピット。本革仕立てのインテリアはオプションで、写真のカーボンブラックのほか、パーチメントベージュ、チェリーレッド、タバコブラウンが選べる。
「アルテガGT」のコクピット。本革仕立てのインテリアはオプションで、写真のカーボンブラックのほか、パーチメントベージュ、チェリーレッド、タバコブラウンが選べる。
写真上部に見えるのが「アルテガGT」のエンブレム。生まれ故郷であるドイツ・ヴェストファーレン州デルブリュックの紋章を元にデザインされている。
(写真=アルテガジャパン)
写真上部に見えるのが「アルテガGT」のエンブレム。生まれ故郷であるドイツ・ヴェストファーレン州デルブリュックの紋章を元にデザインされている。(写真=アルテガジャパン)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。