メルセデス&ルノーのコラボ第1弾の商用車が登場

2012.04.20 自動車ニュース

メルセデス、ルノー日産と協業から生まれた新型商用車を発表

独ダイムラーは、メルセデス・ベンツの商用車ラインナップに、ルノー日産との協業から生まれた小型バン「Citan(シタン)」を加え、2012年秋に発売すると発表した。

■小型商用バン市場に参入

「Citan(シタン)」は、主に都市部における配送事業主のニーズに応えるべく開発された、メルセデス・ベンツ ブランドの新型商用バンだ。同モデルは、メルセデス・ベンツとルノー日産アライアンスの提携により実現した初のモデルとなる。

メルセデスは、これまで「スプリンター」と「Vito」などで、大型と中型商用バン市場をカバーしてきたが、よりサイズの小さな小型商用バンの設定がなかった。そこで「カングー」シリーズでノウハウの蓄積があるルノーの技術を活かすことで、同市場への参入にこぎ着けたかたちだ。

「シタン」は、全長とホイールベースの異なる3タイプ(全長3.94m、4.32m、4.71m)をラインナップし、さらに後席ドアやシート配置にもバリエーションを持たせるなどして、さまざまな需要の取り込みを図る。メルセデスは、小型商用バン市場における4-5%のシェア獲得を狙っており、2010年に26万台強だった商用バン全体の販売台数を、2015年までに40万台まで引き上げたい考えだ。

シタンのエクステリアデザインは、スリーポインテッドスター付きの五角形グリルやつり上がったヘッドライトなどにより、メルセデス・ベンツらしさを表現したものとなっている。

エンジンは、最高出力が75hpから110hpまでの3種類のディーゼルターボと、114hpのスーパーチャージャー付きガソリンエンジンが設定され、ディーゼル全車にDPF(ディーゼル微粒子除去フィルター)を標準装備。 ECOスタート/ストップ(アイドリングストップ)、回生ブレーキ、低転がり抵抗タイヤなどがセットとなる「ブルーエフィシェンシー パッケージ」をガソリン車に標準、ディーゼル車にオプション設定するなどして、環境性能が高められている。

シタンの市場投入は2012年秋が予定されている。

(webCG 曽宮)

「メルセデス・ベンツ シタン」
「メルセデス・ベンツ シタン」
全長とホイールベースの異なる3タイプが設定される。
全長とホイールベースの異なる3タイプが設定される。
トランスミッションは、5段または6段MTが採用される。
トランスミッションは、5段または6段MTが採用される。

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