【スペック】全長×全幅×全高=4870×1830×1905mm/ホイールベース=2950mm/車重=2140kg/駆動方式=4WD/2.4リッター直4DOHC16バルブ(150ps/6000rpm、19.4kgm/4000rpm)+フロント交流同期モーター(143ps/4500rpm、27.5kgm/0-1500rpm)+リア交流同期モーター(68ps/4610-5120rpm、13.3kgm/0-610rpm)/価格=440万円(テスト車=568万2050円)

トヨタ・アルファードハイブリッドG(4WD/CVT)【ブリーフテスト】

トヨタ・アルファードハイブリッドG(4WD/CVT) 2012.04.16 試乗記 ……568万2050円
総合評価……★★★

トヨタの“威風堂々ミニバン”「アルファード」にハイブリッドモデルが登場。その走りや乗り心地を、項目別にチェックした。

期待高まるエコ・ミニバン

政治家や芸能人が、高級セダンではなくミニバンで移動するシーンを見ることが、多くなった。セダンにこだわるヨーロッパとも、SUVが幅を利かせるアメリカとも違う。日本が“ミニバン王国”であることを、あらためて教えられる。

悪い傾向だとは思っていない。むしろ日本のクルマ文化の反映だと好意的に受け止めている。
しかし、従来はそういう用途にふさわしい車両がなかった。主として都市内を短距離走行するために、大排気量のガソリンエンジンを回すのは、時代にそぐわない。過給機付き1.4リッターにアイドリングストップ機構を組み合わせた「フォルクスワーゲン・シャラン」のほうが、輸入車なのに適役ではないかと思ってしまう。

「トヨタ・アルファード」のハイブリッド版が、現行型へのモデルチェンジと同時にいったんは消滅しながら、2011年11月のマイナーチェンジで復活したのは、こうした事情が関係しているのではないかと思っている。
ならばと、その最新型「アルファードハイブリッド」を箱根での取材に使いつつ、都内の移動にも活用して、燃費を含めた諸性能をチェックした。

結果については次ページ以降を見ていただくとして、個人的には、VIPの都市内移動に特化した専用車両の登場を望みたくなった。
ニューヨークのタクシーやロンドンの新型2階建てバスを見れば分かるように、世界の大都市はアーバンモビリティーデザインに注力している。それに匹敵する乗り物を、日本が得意とするミニバンというジャンルで実現してほしい。この国のデザイン能力を結集すれば、不可能ではないと思っている。

「アルファードハイブリッド」は、車体の前後それぞれにモーターを配備。駆動方式は全車4WDとなる。
「アルファードハイブリッド」は、車体の前後それぞれにモーターを配備。駆動方式は全車4WDとなる。
2列目は、独立2人掛けのキャプテンシート。ガソリンエンジン車で選べるベンチタイプは用意されない。
2列目は、独立2人掛けのキャプテンシート。ガソリンエンジン車で選べるベンチタイプは用意されない。
 
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