【スペック】全長×全幅×全高=4540×1840×1705mm/ホイールベース=2700mm/車重=1440kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブ(155ps/6000rpm、20.0kgm/4000rpm)/価格=220万円(テスト車=235万8750円/ディスチャージパッケージ=8万円/セーフティクルーズパッケージ=7万8750円)

マツダCX-5 20S(FF/6AT)【試乗記】

胸焼けしない「全部のせ」 2012.04.15 試乗記 マツダCX-5 20S(FF/6AT)
……235万8750円
マツダの新世代技術「スカイアクティブ」を漏れなく搭載したクロスオーバーSUV「CX-5」。ガソリンモデルを連れ出し約500kmを試乗した。その実力やいかに?

スカイアクティブを生かす「i-DM」

何歳になっても、ほめられるのはうれしい。たとえ相手が機械であってもだ。「デミオ」からマツダのクルマには「i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)」なる運転評価システムが搭載されるようになっていて、乗るたびに5点満点で採点してくれる。しかも「すばらしい運転です」などとメッセージまで表示されるから、何やらむずがゆくなる。

マツダの誇るエコ技術「SKYACTIV(スカイアクティブ)」を搭載した3番目のモデルとなる「CX-5」もi-DM対応だ。ドライブトレインの効率化、車体の軽量化などの技術を集めて基本性能を向上させるのがスカイアクティブなのだが、それだけでは終わらない。ドライバーの運転スキルがあってはじめて技術が生かされる。

マイナーチェンジでのモデル追加だったデミオではエンジンが刷新されていただけだが、第2弾の「アクセラ」ではさらにATにもスカイアクティブテクノロジーが採用された。第3弾となるCX-5でボディーとシャシーも新世代となり、スカイアクティブ「全部のせ」が実現したわけだ。

その実力を確かめるため、一般道と高速道路をあわせて500km弱の道のりを走ってみた。走行中はi-DMの指示に従い、高得点が出るよう心がけた。そうすれば、マツダの想定するスカイアクティブの性能がいかんなく発揮されるはずである。

i-DMのコーチング機能では、ランプの色によってリアルタイムで運転の状況が示される。乱暴な運転をすると白いゲージが表示され、急加速や急ブレーキ、雑なステアリング操作を警告する。グリーンランプが点灯すれば、やさしい運転と判断されたことになる。最近はエコ運転を促すこのような表示は珍しいものではなく、グリーンがエコを意味することが多い。しかしi-DMにはさらに上のランクがあり、ブルーランプで表される。


マツダCX-5 20S(FF/6AT)【短評】
「コーチング機能」は、ランプの色やゲージで運転状況を知らせてくれる。写真の上の2つは「体がゆれる運転」を表し、左がハンドル操作評価、右がアクセル/ブレーキ操作評価。下の表示は「やさしい運転」(左)と「しなやかな運転」。
マツダCX-5 20S(FF/6AT)【短評】
「20S」のファブリックシートは、アクティブクロスにステッチが施される。
マツダCX-5 20S(FF/6AT)【短評】
マツダCX-5 20S(FF/6AT)【短評】

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