【スペック】全長×全幅×全高=3540×1640×1480mm/ホイールベース=2420mm/駆動方式=FF/1リッター直3DOHC12バルブ(75ps/6200rpm、9.7kgm/3000-4300rpm)(欧州仕様車)

フォルクスワーゲンup!(FF/5MT)【海外試乗記】

日本車、最大の危機! 2012.04.03 試乗記 フォルクスワーゲンup!(FF/5MT)

フォルクスワーゲンの最新スモールカー「up!」に長距離試乗。1リッターカーにオトコ2人が乗り込み、雪山を越える約1200kmの旅がスタートした。

オヤジギャグにもならない

「パサート オールトラック」の試乗会が行われたスイスのエルマウから、モーターショーの会場となるジュネーブまで、おおむね1200kmくらいのクルマでの移動に「up!」を選んだのは、単にまだ乗ったことがないという興味からだった。
しかし相手は、除雪されているだろうとはいえ冬の雪山。そして山を下りれば流れの速いヨーロッパの高速道路。出発が近づくにつれて、じわじわながらも後悔の念にさいなまれる。
いわく「言うても、軽自動車に毛が生えたようなクルマやで。荷物満載で山登りなんてヒイコラやん。同じ借りるんやったら『トゥアレグ』の方が良かったわぁ」と。

旅のパートナーは『カーグラフィック』編集部の巨漢Yくん。2人の荷物を合わせると、間違いなく200kg以上のロードは掛かっている状態で、ハイジの故郷をえっちらと登ることになる。
「up!がアップップだよ」と、オヤジギャグの行き場もないほど車内はパツパツだ。

ましてや、もう1台のup!に陣取るのは桂伸一氏と佐藤久実嬢とベテランのレーシングドライバーコンビ。物理的にも腕前的にもコーナリング性能に差がありすぎる。走る前からオチみたいなもんだなこりゃ……と思いながら、なんの気なしにキーをねじりエンジンを掛けてみて、んんっとうなった。

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