ロールス・ロイスが2ドアクーペ「レイス」を公開

2013.04.19 自動車ニュース
「ロールス・ロイス レイス」
ロールス・ロイスが2ドアクーペ「レイス」を公開

ロールス・ロイスが2ドアクーペ「レイス」を公開

ロールス・ロイス・モーター・カーズは2013年4月18日、新型2ドアクーペ「ロールス・ロイス レイス」を都内で公開し、同日受注を開始した。車両本体価格は3195万円。納車開始は今年の第4四半期を予定している。


ロールス・ロイスが2ドアクーペ「レイス」を公開
ロールス・ロイスのアジアパシフィック担当リージョナルディレクター、ポール・ハリス氏。
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アジアパシフィック担当ゼネラルマネジャーのダン・バルマー氏。
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■史上最もパワフルなロールス・ロイス

ファストバックスタイルを特徴とする「レイス」は、今年3月のジュネーブショーでデビューした4座の2ドアクーペ。“史上最もパワフルなロールス・ロイス”とうたわれる。フロントに搭載される6.6リッターV型12気筒ツインターボエンジンは、最高出力632ps/5600rpm、最大トルク81.6kgm/1500-5500rpmを発生。2360kgのボディーを、わずか4.6秒で100km/hまで加速させる。最高速度は250km/h。気になる燃費は、市街地で4.7km/リッター、市街地以外で10.2km/リッター、複合燃費は7.1km/リッターとなっている(欧州基準)。

発表会に合わせて来日した、ロールス・ロイス・モーター・カーズのアジアパシフィック担当リージョナルディレクター、ポール・ハリス氏は、レイスをして「究極のグランツーリスモ」と評し、「創業者にして偉大な冒険家であったチャールズ・ロールスが現代に生きていたならば、きっと自分のための一台として選んであろうクルマです」と語った。

続いて登壇したアジアパシフィック担当ゼネラルマネジャー、ダン・バルマー氏は、「日本に力強い景気回復の兆しが見える今こそ、この新モデルの発表に絶好の機会と言えます」と、アジア第2位である日本市場の復活を歓迎。「このダイナミックな新モデルは、ロールス・ロイスの将来を大胆に形づくっていくことになるでしょう」と、レイスの販売に期待をのぞかせた。

「レイス」の名前は、1938年にもロールス・ロイスのモデル名として使われた。「ファントムIII」のヤングバージョンともいえた初代レイス同様、21世紀のレイスにも、現行の「ファントム」「ゴースト」より、若い層へのアピールが求められる。ただし、大胆なファストバックデザインは、「1950〜60年代の偉大なグランドツアラーからインスピレーションを得て」線が引かれたという。

室内には「カナデル・パネリング」加工が施されたウッドパネルが使用される。
ロールス・ロイスが2ドアクーペ「レイス」を公開
星空を思わせるオプション装備の「スターライト・ヘッドライナー」。
ロールス・ロイスが2ドアクーペ「レイス」を公開

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■「ゆとり」と「俊敏さ」が走りの持ち味

ボディーサイズは、全長5269×全幅1947×全高1507mm。ホイールベースは、ファントムより450mmほど短い3122mmとなる。初代レイスは「スケールダウンしたファントムIII」と形容されたものだが、新しいレイスは、サイズが小さいだけでなく、キャラクターも大幅に異なる。ロールス一族の中では小柄とはいえ、その大きさは、「レクサスLS」がすっぽり入るボリュームである。

2枚のドアは、「伝統にしたがって」後ろヒンジ。ドアの前側が開いて、乗り降りをする。スーサイドドアならぬコーチドアを開くと、ファントムと同じグレードのレザーと「カナデル・パネリング」と呼ばれるウッドパネルを用いた室内が広がる。ルーフの内張に光ファイバーを埋め込んで、あたかも無数の星のきらめきのように輝かせるオプション装備「スターライト・ヘッドライナー」も自慢だ。

6.6リッターV12は、ZF製の8段ATとペアを組む。ステアリングのパワーアシストは、高速時には重く、低速時には軽くなるよう設定される。「洗練されたゆとりあるドライビング体験と俊敏なレスポンスの絶妙な組み合わせ」が、レイスの持ち味だという。

ドライバーに苦労を強いない「エフォートレス」の流儀は、レイスでも踏襲される。日本仕様には、キーレストランクを含む、キーレスエントリーシステムが標準装備される。音声制御ナビゲーションシステムはまた、タッチパネルに対応。表示の拡大縮小、スクロール、そして指で文字を書くこともできる。GPSデータと連動して、現在位置と走行スタイルに合わせて、進路に合わせて最適なギアを選択する機能も搭載される。

レイスの価格は、3195万円。追って、ビスポークオプションも発表されるはずだ。納車開始は、今年の第4四半期を予定している。今回の発表と同時に、正式な受注が開始された。

(文=青木禎之/写真=DA)

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