スバルが今夏発売の「XVハイブリッド」を公開

2013.04.18 自動車ニュース

スバルが初のハイブリッドシステムを「XV」に搭載、今夏にも発売を予定

富士重工業は2013年4月18日、同社としては初となるハイブリッドシステムの詳細を発表。同年初夏に発売予定の「XVハイブリッド」を日本初公開した。

今回発表されたハイブリッドシステムは、スバルが自社のコア技術であるシンメトリカル4WD車に組み合わせられるよう、独自に開発したものである。パッケージやレイアウトの工夫により、純ガソリン車と同等の低重心と、バランスのよい重量配分が追及されている。

駆動用モーターは1基のみで、CVTのプライマリープーリーの後方に搭載。定速巡航時などにはジェネレーターとして発電の役割も担う。バッテリーはニッケル水素式で、荷室の床下に搭載。この結果、荷室床面は後席側が2cmだけ上がったスロープ形状となっている(傾斜は視覚的にも、実用的にもほとんどわからない程度)。

一方、エンジンは「FA20」型2リッター水平対向4気筒DOHCをベースに、ハイブリッド専用として開発したもので、圧縮比の変更やクールドEGRの採用などにより燃費性能を向上。エンジンとモーターとはCVTのフォア&リバース機構(前後進切り替え機構)によって切り離しが可能で、低速走行時にはモーターのみでの走行も可能となっている。

また他の多くのハイブリッド車とは違い、始動時にはシステムの動作チェックのために必ずスターターモーターによってエンジンが稼働。その後、EVモードからの復帰などでエンジンをリスタートする際には、通常は発電の役割を担っている「インテグレーテッドスタータージェネレーター」が使用される。

このシステムを搭載した「XVハイブリッド」の燃費性能は、JC08モードで20.0km/リッターと、純ガソリン車の15.8km/リッターから大きく向上。前述のパッケージやモーターアシストによる力強い加速など、「走りの愉(たの)しさ」も追及されている。

また運転支援システムの「EyeSight」についても、ハイブリッドとの協調制御を備えた専用のシステムが開発された。具体的には、全車速追従式クルーズコントロールに「EyeSight ECOクルーズコントロール」機能を新設。燃費に留意した加減速制御をはじめ、アイドリングストップとEV走行の頻度のアップ、エアコンの作動抑制などにより、最大で10%の実燃費向上につながるとしている。

スバルでは、このハイブリッドシステムを採用したXVハイブリッドを、「インプレッサ」シリーズ(「XV」含む)の最上級モデルとして位置づけ、2013年初夏をめどに発売を予定している。

(webCG 堀田)

富士重工業の吉永泰之社長と「スバルXVハイブリッド」
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スバルが今夏発売の「XVハイブリッド」を公開の画像
 
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