【スペック】XD(4WD車):全長×全幅×全高=4540×1840×1705mm/ホイールベース=2700mm/車重=1610kg/駆動方式=4WD/2.2リッター直4 DOHC16バルブ ディーゼルターボ(175ps/4500rpm、42.8kgm/2000rpm)/価格=279万円(テスト車=300万1250円/ディスチャージパッケージ=8万円/セーフティクルーズパッケージ=7万8750円/225/55R19タイヤ&19インチアルミホイール=5万2500円)

マツダCX-5 XD(4WD/6AT)/CX-5 XD(FF/6AT)【試乗記】

全ての点で優れてる 2012.03.29 試乗記 マツダCX-5 XD(4WD/6AT)/CX-5 XD(FF/6AT)
……300万1250円/279万1250円

マツダの新型SUV「CX-5」で目玉とされる、クリーンディーゼルモデルに試乗。その走りは?

「これって、ディーゼル!?」

試乗時間はひとコマ90分。撮影の細かな段取りを編集部Sさんから聞いたあと、エンジンをかけ、ホテルの車寄せでバックして方向転換してから走りだす。
そのとき急に気がついた、というか、思い出した。「これ、ディーゼルだよな!?」。1カ月前にガソリンの「CX-5」には乗った。そうだ、今回のテーマは、新設計の2.2リッター4気筒ディーゼルなのである。道路に出る寸前でクルマを止め、あらためてプッシュスタートのエンジン始動から試乗をやり直す。

CX-5のクリーンディーゼルは、そういうクルマである。ボーっとしていたら、あるいは、クルマに興味のない人なら、ディーゼルとは気づかないはずだ。クルマのそばで耳を澄ませば、コロコロしたディーゼル特有の音は聞きとれる。けれども、ドアを開けて車内に頭を突っ込むと、その音もしなくなる。キャビンの遮音がいいせいだ。運転しても、ガソリンモデルよりほとんど全ての点ですぐれている。「ガソリン車よりいい」というのは、ヨーロッパのディーゼルモデルと同じである。

あとから出るものがどんどんよくなるのは当たり前とはいえ、国産ディーゼルヒストリーを振り返ると、CX-5ディーゼルの伸びシロは画期的に大きい。同クラスのクリーンディーゼル車と比べても、「日産エクストレイル」を頭ひとつ、「三菱パジェロ」を頭ふたつみっつリードした。しかもCX-5は、そのどれよりも安いのだ。
箱根で試乗したのは、「XD」のFFと4WD。比較のために、あらためてガソリンモデルにも乗ってみた。

ダッシュボード表面をソフトな素材でおおうなどして、質感の向上が図られたインテリア。Aピラーとサイドミラーのクリアランスなど、視界の確保にもこだわったという。
ダッシュボード表面をソフトな素材でおおうなどして、質感の向上が図られたインテリア。Aピラーとサイドミラーのクリアランスなど、視界の確保にもこだわったという。
ガソリンモデルよりレブリミットが低い回転計(写真左)は、ディーゼルモデルならでは。右側の液晶画面に見られる「i-DM」は、他のマツダ車にも採用された、ドライバーにスムーズな運転を促すための機能である。
ガソリンモデルよりレブリミットが低い回転計(写真左)は、ディーゼルモデルならでは。右側の液晶画面に見られる「i-DM」は、他のマツダ車にも採用された、ドライバーにスムーズな運転を促すための機能である。
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