【スペック】全長×全幅×全高=4278×1808×1486mm/ホイールベース=2537mm/車重=1205kg/駆動方式=FF/1.2リッター直4SOHC8バルブターボ(105ps/5000rpm、17.8kgm/1500-4100rpm)(欧州仕様車)

フォルクスワーゲン・ザ・ビートル1.2TSI デザイン(FF/6MT)【海外試乗記】

カワイイからスポーティーへ 2012.03.28 試乗記 フォルクスワーゲン・ザ・ビートル1.2TSI デザイン(FF/6MT)

個性的なデザインで注目を集めた「ニュービートル」のデビューから13年、新型「ザ・ビートル」が間もなく日本に上陸する。初代「ビートル」の精神を継承したという新型に試乗した。

「ニュービートル」の後継ではない?

2011年12月の東京モーターショーで発表された通り、2012年4月中旬より日本での先行受注が始まる「フォルクスワーゲン・ザ・ビートル」は、1.2リッターTSIエンジンと7段DSGを組み合わせた仕様となる。ニッポン上陸に先がけて、ポルトガルはリスボンでその1.2リッター仕様に乗る機会を得た。
その印象を報告する前に、いま一度、ザ・ビートルというモデルについておさらいをしておきたい。

フォルクスワーゲンとしては、新型「ザ・ビートル」を1998年デビューの「ニュービートル」と切り離してとらえてほしいようだ。プレスカンファレンスの場で、あるいはプレス資料においても、あちこちでオリジナルの初代「ビートル」を再解釈したとアピールしているのだ。

世界中でデザイン旋風を巻き起こしたニュービートルではあるけれど、特にヨーロッパにおいては「クルマらしさに欠ける」という部分で評価がわかれたそうだ。そこでザ・ビートルはニュービートルの後継というよりも、実用車の代名詞だったオリジナル・ビートル(タイプ1)のスピリットを継承した存在であるとうたっているのだ。

「いやいや、そうは言ってもザ・ビートルは『ゴルフVI』ベースであるからして、『ゴルフIV』をベースにしたニュービートルのモデルチェンジ版ではないか」と、クルマ好きのみなさんは言うだろう。それはまったくもって正しい。自分だってそう思っていた。けれども、いざ太陽光の下で見て、触って、乗ってみると、確かにニュービートルとは別路線を狙っていることが伝わってきたのである。
両者の違いは、まず真横から眺めてみるとよ〜くわかる。

フロントウィンドウの角度が寝かされたこと、ボンネットが低く長くなったこと、ボディーがワイドになったこと、そしてフロントフェンダー付近のキリッとしたデザイン処理などによって、いかにも走りそうな雰囲気になった。現地ではボディーカラーは全12色。
フロントウィンドウの角度が寝かされたこと、ボンネットが低く長くなったこと、ボディーがワイドになったこと、そしてフロントフェンダー付近のキリッとしたデザイン処理などによって、いかにも走りそうな雰囲気になった。現地ではボディーカラーは全12色。
「ニュービートル」
「ニュービートル」
すっと後方に伸びるルーフラインが特徴的。2005年のデトロイトショーで発表された、ニュービートルをベースにしたホットロッドのコンセプトカー「ラグスター」を思わせる。
すっと後方に伸びるルーフラインが特徴的。2005年のデトロイトショーで発表された、ニュービートルをベースにしたホットロッドのコンセプトカー「ラグスター」を思わせる。

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