【スペック】全長×全幅×全高=3995×1695×1445mm/ホイールベース=2550mm/車重=1100kg/駆動方式=FF/1.5リッター直4DOHC16バルブ(74ps/4800rpm、11.3kgm/3600-4400rpm)+交流同期電動機(61ps、17.2kgm)/価格=179万円(テスト車=241万9330円)

トヨタ・アクアS(FF/CVT)【ブリーフテスト】

トヨタ・アクアS(FF/CVT) 2012.03.27 試乗記 ……241万9330円
総合評価……★★★★


2011年12月末の発売以来、好調な売れ行きが伝えられる「トヨタ・アクア」。クルマとしての仕上がりを、項目別にチェックした。

「プリウス」よりもお買い得

「『プリウス』より約300kg軽く、外寸も5ナンバーサイズの使いやすい大きさで、走りは活発、燃費も良い」となれば、この「アクア」が人気を呼ぶのは、当然のことだろう。

今回のテストでは、カタログにうたわれているほどの好燃費は記録できなかったものの、大人3人と撮影機材を乗せて高速道路と一般道をほぼ半々に500km弱走り、総平均燃費22.5km/リッターを記録した。
100km/h以下の速度で平坦路を淡々と走っても、ドライブコンピューター上の燃費は、17〜18km/リッターどまり。市街地に入ったり、起伏に富んだステージでエンジンブレーキを頻繁に使うようになると、燃費値はぐんぐんと向上してきた。いずれにせよ、燃費に関しては、似たようなハイブリッドシステムを持つ「プリウス」よりもアドバンテージがあるのだ。

「アクア」には16インチの仕様(オプション「ツーリングパッケージ」装着車)もあるが、回転半径は4.8mから5.7mへと大きく増加するし、乗り心地の点でもお勧めはしない。
マイナーチェンジで改良された「プリウス」の例に倣い、最初からボディー剛性がしっかりしていて、足まわりがきゃしゃであるというような感覚もない。詳細は項目別に後述するが、総合的な印象として、「プリウス」に比べて、なかなかお買い得感がある。

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