新型「スマート」の概要が明らかに!

2013.08.27 自動車ニュース
スイス・ルツェルン郊外で行われたスマートミーティング「スマートタイムズ」で、新型「スマート」について話すヴィンクラー氏。後ろのクルマはコンセプトカーの「スマート・フォースターズ」。
スイス・ルツェルン郊外で行われたスマートミーティング「スマートタイムズ」で、新型「スマート」について話すヴィンクラー氏。後ろのクルマはコンセプトカーの「スマート・フォースターズ」。

新型「スマート」の概要が明らかに! 「フォーフォー」も復活!

2014年に発売が予定されている新型「スマート」に関して、その概要がスマート部門トップによって明らかにされた。
これは2013年8月23日夜、スイス・ルツェルン郊外で開催されたスマート愛好家向けミーティング「スマートタイムズ」のステージ上で、ダイムラー社のスマート担当重役アンネット・ヴィンクラー氏が話したものだ。

新型「スマート」のイメージを示唆するものとして、会場に持ち込まれたコンセプトカー「スマート・フォースターズ」。前方の壁に映画を投影するプロジェクター機能を装備している。
新型「スマート」のイメージを示唆するものとして、会場に持ち込まれたコンセプトカー「スマート・フォースターズ」。前方の壁に映画を投影するプロジェクター機能を装備している。
「スマート・フォースターズ」のインストゥルメントパネル。
「スマート・フォースターズ」のインストゥルメントパネル。
リアスタイル。
リアスタイル。
「スマート・フォースターズ」は、「スマートタイムズ」来場者の注目を集めていた。
「スマート・フォースターズ」は、「スマートタイムズ」来場者の注目を集めていた。

ヴィンクラー氏は「すでにインターネット上では、さまざまな憶測が交わされているが」と前置きしたうえで、新型スマートについて語った。

3代目となる新型「スマート・フォーツー」は従来どおりリアエンジン・リアドライブを踏襲。全長も現行型と同じ2.69メートルにとどまる。

注目すべきは、かねてファンの間で話題となっていた「フォーフォー」の復活である。2004年から2006年に存在したフォーフォーは、当時提携していた三菱の小型車「コルト」とプラットフォームを共用したフロントエンジン・フロントドライブ車だった。いっぽう新型フォーフォーのプラットフォームは、前述の新型スマート・フォーツーと共通のものを用いる。これは同じ基本構造で長短2種のホイールベースを用意し、フォーフォーもリアエンジン・リアドライブになることを示すものといえる。
なおフォーフォーの全幅は「安全性および快適性向上のために」フォーツーよりわずかながら拡大したものとなるという。

ボディーデザインは、フォーツー、フォーフォーとも同じフロントフェイスを用いてスマートブランドのアイデンティティーを強固なものにする。
ヴィンクラー氏の説明は、2013年のパリモーターショーで公開されたコンセプトカー「スマート・フォースターズ」の実車を指し示しながら行われたことから、同車に新型スマートのデザイン的キーが多く含まれているのは確実だ。

「スマートタイムズ」は、スマートファンのためのメーカー主催ミーティングで、毎年夏にヨーロッパで行われている。

会場ではフォーツーの全長が基本的に現状維持であることが発表された瞬間、参加者から大きな歓声が上がった。
またフォーフォー復活にも予想以上の拍手が湧いた。初代フォーフォーは、販売不振により約2年で生産を終えた。だがその後フォーツーファンの中には、筆者の知人たちのように子どもが生まれるなどして、フォーフォー復活を望む者が現れてきた。新型フォーフォーは、彼らの期待に応えられると思われる。

参加者たちの盛り上がりは「スマートはこれからも都市の車であり続ける」というヴィンクラー氏による締めの言葉で最高潮に達した。

(文と写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>)

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