「ボルボ・コンセプト クーペ」のここに注目【フランクフルトショー2013】

2013.09.14 自動車ニュース
「ボルボ・コンセプト クーペ」
「ボルボ・コンセプト クーペ」

【フランクフルトショー2013】「ボルボ・コンセプト クーペ」のここに注目

ボルボブースの主役は今後のデザインを予告する「コンセプト クーペ」だった。この“デザイン言語”は、早くも2014年に発表される新型「XC90」に採用されるという。

 
プレゼンテーションを行うデザインディレクターのインゲンラート氏。
プレゼンテーションを行うデザインディレクターのインゲンラート氏。
「コンセプト クーペ」のインテリア。
「コンセプト クーペ」のインテリア。

「ボルボ・コンセプト クーペ」のここに注目【フランクフルトショー2013】の画像

■往年の「P1800」を現代的に翻案する

ボルボが2+2クーペのデザインコンセプトを発表した。LEDのヘッドライトを配したフロントマスク、ボンネットとフェンダーの恐ろしくシャープなプレスライン、曲線と直線を巧みに組み合わせたウィンドウグラフィックなどが新鮮なイメージを打ち出している。

プレスデイに行われたプレゼンテーションでは、粋なベージュのスーツを着こなしたデザインディレクターのトーマス・インゲンラート氏が、「これからのボルボのデザインエレメントを凝縮した一台だ」と説明。具体的には、2014年に発表される新型「XC90」以降の、新しいボルボデザインを示唆するものという。

エクステリアにもましてカッコいいのがインテリアである。革と金属とウッドで構成された空間の中に、スウェーデンクリスタルのシフトレバーが輝く。速度計と回転計はオーソドックスな丸メーターだが、他の表示および操作系統は、ひとつの大きなノブとモニターに集約されている。
増大するインフォテインメントの操作系統をデジタル化し、PCやスマートフォンのように階層構造に整理することによってスイッチの数を減らし、よく使うものとそうではないものとの優先順位を明確にしている。
BMWがiDriveで始め、各社が追随したこの方式も、この「ボルボ・コンセプト クーペ」によってひとつの極致に到達したのではないかと思わせる完成度を示していた。

なお、パワーユニットは、うわさの自社開発2リッター4気筒ガソリンエンジンで前輪を駆動し、モーターで後輪を駆動する四輪駆動のプラグインハイブリッドシステムが想定されている。同時に、2014年に量産車へ導入する予定の次世代プラットフォーム「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」が採用されている。

(文=金子浩久/写真=金子浩久、ボルボ)

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