第314回:「ヴィニャーレ」復活。懐かしのモデルを探せ!

2013.09.20 エッセイ

「ザ・カンパニーカー」は変われるのか?

今年のフランクフルトモーターショーは、主要メーカーによってさまざまなコンセプトカーや新型車が公開され、会場を巡るのは、目が回るような忙しさであった。

そうしたなか、ボクが気になったのはフォードのブースである。プレミアム仕様「ヴィニャーレ」を、2015年初頭から展開することを発表したのだ。
その先駆けとして今回、「モンデオ」をベースとした「ヴィニャーレコンセプト」を展示した。オリジナルのグリル&フロントバンパーや、「VIGNALE」バッジ、クロムパーツ、20インチホイールなどに加え、内装もグレードアップしたものである。

欧州でモンデオといえば、企業がリース会社などを介して社員に貸し出す車種の典型として、一部で「ザ・カンパニーカー」のニックネームをもつ。そうしたイメージがどこまで変えられるかは不明だが、興味深い試みではある。

「フォード・モンデオ ヴィニャーレ コンセプト」
「フォード・モンデオ ヴィニャーレ コンセプト」
フランクフルトモーターショー2013会場に展示された「フォード・モンデオ ヴィニャーレ コンセプト」。
フランクフルトモーターショー2013会場に展示された「フォード・モンデオ ヴィニャーレ コンセプト」。
テールゲートに刻まれた新生「VIGNALE」(ヴィニャーレ)のサイン。
テールゲートに刻まれた新生「VIGNALE」(ヴィニャーレ)のサイン。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

大矢 アキオ

大矢 アキオ

コラムニスト。国立音楽大学ヴァイオリン専攻卒にして、二玄社『SUPER CG』元編集記者、そしてイタリア在住20年という脈絡なき人生を歩んできたものの、それだけにあちこちに顔が広い。今日、日本を代表するイタリア文化コメンテーター。10年以上にわたるNHK『ラジオ深夜便』リポーター、FM横浜『ザ・モーターウィークリー』季節ゲストをはじめラジオでも活躍中。『Hotするイタリア』『イタリア発シアワセの秘密 ― 笑って! 愛して! トスカーナの平日』(ともに二玄社)、『カンティーナを巡る冒険旅行』『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(ともに光人社)、電子書籍『イタリア式クルマ生活術』(NRMパブリッシング)など数々の著書・訳書あり。