VWグループ前夜祭でベントレーSUVが登場

2012.03.06 自動車ニュース
ベントレーのSUVコンセプト「EXP 9 F」。
フォルクスワーゲングループの注目モデルはコレ【ジュネーブショー2012】

【ジュネーブショー2012】VWグループ前夜祭でベントレーSUVが登場

ジュネーブモーターショーの開幕を翌日に控えた2012年3月5日の夜、フォルクスワーゲングループが前夜祭を開催した。うわさの新車や気になるコンセプトカーを一足早くご紹介!

「アウディA3」とルパート・シュタートラー会長。(写真=新井一樹)
フォルクスワーゲングループの注目モデルはコレ【ジュネーブショー2012】
新型「ポルシェ・ボクスターS」。
フォルクスワーゲングループの注目モデルはコレ【ジュネーブショー2012】
新型「ボクスター」の内装。関係ないけど、日本でのパーティーだったらスタッフは「ハンドル真っすぐにしろ!」と怒られる?
フォルクスワーゲングループの注目モデルはコレ【ジュネーブショー2012】

■ベントレー、おきて破りのSUV! 新型「ボクスター」はニュルで8分切り!

4400人からが集まったという会場は熱気ムンムン。まず会場を暖めたのが、アウディの新型「A3」。これが次の「ゴルフ(VII)」でもあるわけで、おのずと注目が集まる。面白かったのは、プレゼンテーションを行ったアウディAG取締役会会長のルパート・シュタートラー氏が、「若い世代のインターフェイスを考え、iPhoneとのうんぬんかんぬん〜」という話を始めたこと。そういえば去年の東京モーターショーの前夜祭でも、トヨタの豊田章男社長が同じようなことを言っていたような。自動車メーカートップの悩みは万国共通のようだ。

続いて出ましたポルシェの新型「ボクスター」。画面にでかでかと「Nurburgring Nordschleife(ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ)7:58 min」と表示される。つまり今度のボクスターは速いってことだ。後で近寄って内装を確認したら、質感もかなり上がっている。いいと思います。

うわさの「ランボルギーニ・アヴェンタドール」のロードスター仕様は、「アヴェンタドールJ」という名称で登場。ちなみにこの「J」とは、幻の「イオタ」にあやかったもの。ワンオフの特別なモデルという意味だろう。屋根だけじゃなくてウインドシールドも無く、ドライバー氏はフルフェイスのヘルメットをかぶって運転席に座っていた。確かに700psを全開中に跳ね石が直撃したら相当あぶない。

場内が一瞬静まりかえったのは、ベントレーのSUVが登場したとき。私、ヨーロッパの自動車人の心理はいまいち理解できませんが、あの静けさは「それやっちゃダメだろう」という意味なのか。個人的には、偉い人が休みの日に乗るのにピッタリだと思う。

ちなみにベントレーのSUVが催しのトリで、最後はフォルクスワーゲンのマルティン・ヴィンターコルンCEOの演説。お披露目された車両はお祭り感満載だったけれど、CEOの言葉は「2006年基準で、2015年にはCO2排出量を20%低減する」「2013年はEVの年になる」などなど、地に足が着いていた。それにしてもエコから700psのオープンカーまで、フォルクスワーゲングループの懐の深さを見せつけられた夜だった。

(文と写真=サトータケシ)

「ランボルギーニ・アヴェンタドール」のロードスター仕様「アヴェンタドールJ」。(写真=新井一樹)
フォルクスワーゲングループの注目モデルはコレ【ジュネーブショー2012】
ベントレーのSUVコンセプト「EXP 9 F」。「ミュルザンヌ」「コンチネンタル」シリーズに続く第3のモデルラインになる可能性があるという。6リッターのW12+ツインターボエンジンに、8段ATを組み合わせる。
フォルクスワーゲングループの注目モデルはコレ【ジュネーブショー2012】
フォルクスワーゲンのコンセプトカー「クロスクーペ・プラグインハイブリッド」と同社のマルティン・ヴィンターコルンCEO。
フォルクスワーゲングループの注目モデルはコレ【ジュネーブショー2012】

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。