【スペック】全長×全幅×全高=4885×1840×1905mm/ホイールベース=2950mm/車重=2200kg/駆動方式=4WD/2.4リッター直4DOHC16バルブ(150ps/6000rpm、19.4kgm/4000rpm)+フロント交流同期モーター(143ps/4500rpm、27.5kgm/0-1500rpm)+リア交流同期モーター(68ps/4610-5120rpm、13.3kgm/0-610rpm)/価格=565万円(テスト車=676万9300円)

トヨタ・ヴェルファイアハイブリッドZR “Gエディション”7人乗り(4WD/CVT)【試乗記】

一点だけ超残念 2012.03.06 試乗記 トヨタ・ヴェルファイアハイブリッドZR “Gエディション”(4WD/CVT)
……676万9300円


10・15モードで19.0km/リッターという燃費を達成した「ヴェルファイアハイブリッド」は、実際にはどのくらいの燃費を記録するのか。箱根往復で確かめた。

燃費以外にも長所がある

センターコンソールの「EV MODE」と記されたスイッチを押してスタート、「トヨタ・ヴェルファイアハイブリッド」はモーターの駆動力だけでスルスルと発進する。さすがに2t超のヘビー級だけあって、気を使ってふんわりアクセルを踏んだつもりでも、EV走行はそれほど長続きしない。時と場合によるけれど、だいたい40〜50km/hぐらいでエンジンが始動する。

ただしエンジンが始動したかどうかは、「いまエンジン掛かった? 掛かってない?」とイヂワル目線でチェックしないと気がつかない。
「フロントとリア、2つのモーターで駆動するEV走行」→「フロントのモーターとエンジンで駆動するハイブリッド走行」への移行は、実にスムーズだ。赤信号でストップすると、アイドリングストップ機構が働いてエンジン停止。青信号でアクセルペダルを踏むと、エンジンが始動する。ここでの「エンジン停止」→「再始動」の所作も、イヂワルに耳を澄まさないと気付かないほどスムーズだ。
走行中に静かなことは、加速に余裕があることとあわせて、「THS II」というハイブリッドシステムは燃費をどうこう言う前に、上等なパワートレインだという印象を与えてくれる。

ここで少しモデル解説。2008年のモデルチェンジを機に、「アルファード」にアグレッシブなお面の弟分、「ヴェルファイア」が追加された。ここに「エスティマ/アルファード/ヴェルファイア」という3兄弟が生まれる。同時に、このタイミングでアルファードのハイブリッド仕様は廃止され、エコは長兄のエスティマだけが担当することになった。

そして2011年秋のマイナーチェンジにあたり、ハイブリッド人気の高まりを受けてアルファード/ヴェルファイアにもハイブリッド仕様が設定される。フロントにモーターとエンジンを置き、リアに独立したモーターを配置するシステム構成や、必要に応じてリアのモーターが駆動して四輪駆動になる仕組みは3兄弟共通だ。
市街地では、カーナビ画面を切り替えて表示する燃費計が6〜8km/リッターあたりを表示する。後で給油した時に、この車載燃費計がかなり正確であることがわかった。

「ハイブリッドZR」はダークグレーの内装。“Gエディション”は本革シートが標準となる。
「ハイブリッドZR」はダークグレーの内装。“Gエディション”は本革シートが標準となる。
 
トヨタ・ヴェルファイアハイブリッドZR “Gエディション”7人乗り(4WD/CVT)【試乗記】の画像
カーナビ画面を切り替えると、区間燃費などが表示される。
カーナビ画面を切り替えると、区間燃費などが表示される。
マイナーチェンジでは、リアのコンビネーションランプの形状も多少ではあるが変更された。テスト車の10・15モード燃費は19.0km/リッター、JC08モード燃費は16.2km/リッターとなる。
マイナーチェンジでは、リアのコンビネーションランプの形状も多少ではあるが変更された。テスト車の10・15モード燃費は19.0km/リッター、JC08モード燃費は16.2km/リッターとなる。

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