BMW i3:すべてにおいて革新的

2013.11.21 コレはゼッタイ!
BMW i3

BMW i3:すべてにおいて革新的

「持続可能なモビリティーの提案」という旗印のもと、BMWが満を持して開発した「i3」と「i8」。コンセプトカーのお披露目から2年を経て登場した市販モデルは、革新のかたまりのようなクルマとなっていた。

■本格的な電動モビリティー時代の幕開け

2年前、前回の「東京モーターショー2011」で驚きを持って迎え入れられたのが、BMWが提案する「次世代のモビリティー」、それがi3とi8であった。そして今回、期待の2台は見事に(ほぼ)市販モデルとなって、われわれの前に登場したわけだ。

特に注目は電気自動車(EV)のi3。コンセプトカー時代のシースルーだった両側ドアは、側面衝突の乗員保護性能やコストの問題もあり採用こそされなかったが、ひと目見てこれがi3という、新時代を感じさせてくれるに十分なアピアランスを持っている。

肝心のEV走行だが、床いっぱいに敷き詰められたリチウム電池と高出力モーターによりスポーツカー並みの加速性能が味わえる。さらに言えば、EV最大の泣き所である「航続距離」に関しても「ECO-PROモード」を使えば200km、さらにオプションでレンジエクステンダー(647ccの発電用エンジン)を選択すれば最大300kmを実現。本当の意味での「EV新時代」を実現したといえる。

そしてこのi3の走りを支える大きな革新が軽量化である。なんとボディー上部を構成するキャビンにはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用。これにより、軽量化の代名詞であるアルミニウムより約30%軽く、そしてスチール並みの強度を併せ持つ。素材の部分でもi3はクルマの世界に大きな革新をもたらしたのである。

(文=高山正寛/写真=峰 昌宏)

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