BMW i8:いま、ここにあるリアリティー

2013.11.21 コレはゼッタイ!
BMW i8
BMW i8 拡大

BMW i8:いま、ここにあるリアリティー

広島から送られた原糸がアメリカで炭素繊維になり、ドイツでプラグインハイブリッドのスポーツカーに生まれ変わって、いま東京の舞台で脚光を浴びている。実に東京ショーにふさわしいニューモデルではないか。

■マニアにはたまらない

夢を形にするとはこういうことだろう。4年前のフランクフルトに出品されたショーモデルが当初の計画通り、アルミとCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)による市販モデルとしてここにある。しかもこれはワンオフのスペシャルモデルではなく、あくまで量産型、市販型であることを忘れてはいけない。

コンセプトモデルより多少車高は高くなったが、エフィシェント・ダイナミクスを地で行くそのスタイルは機能と美しさを主張する。外観に見とれてもいいけれど、ドアの内側の細かい部分を注視していた(おそらくどこかのメーカーの)人の気持ちはとてもよくわかる。

170kW(231ps)と320Nm(32.6kgm)を生み出す3気筒1.5リッターターボと96kW(131ps)のモーターを積み<システム出力266kW(362ps)>、0-100km/h加速4.4秒とおよそ40km/リッターという燃費効率を実現したBMWの新しいスポーツカーの出来栄えを間近で見れば、1900万円余りの価格も理解できるはずだ。デザイン好きにも素材オタクにもお薦めの「i8」は来年夏の発売予定である。

(文=高平高輝/写真=峰 昌宏)

関連キーワード:
i8BMW東京モーターショー2013イベント

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • BMW i8ロードスター(4WD/6AT)【海外試乗記】 2018.5.21 試乗記 次世代のモビリティーを提案するプラグインハイブリッド車であり、BMWのスポーツカーのなかでも最も高額なモデルである「BMW i8」。マイナーチェンジとともに追加されたオープントップの「ロードスター」に、風光明媚なスペイン・マヨルカ島で試乗した。
  • トヨタ・クラウン プロトタイプ【試乗記】 2018.6.18 試乗記 “ユーザーの若返り”と“日本に合ったクルマづくり”を目指し、スクラップ&ビルドの精神で開発したという15代目「トヨタ・クラウン」。発売を前にクローズドコースで試乗し、その仕上がりを確かめた。
  • マツダ・ロードスターRF RS(FR/6MT)/ロードスターRF VS(FR/6AT)【試乗記】
    2018.6.9 試乗記 マツダが「ロードスター」と「ロードスターRF」に“商品改良”を実施。中でもハードトップのRFは、デビューからわずか1年半のクルマには常識破りともいえるほど大規模な改修を受けている。正式発売前のプロトタイプモデルに試乗し、その進化の度合いを探った。
  • ポルシェが「911スピードスターコンセプト」を発表 2018.6.11 自動車ニュース ポルシェが「911スピードスターコンセプト」を世界初公開。自社のスポーツカー誕生70周年を記念したコンセプトモデルで、歴代スピードスターに通じる低められたスタイリングと、往年のレースカーをほうふつとさせるディテールが特徴となっている。
  • マツダCX-5 XDプロアクティブ(FF/6AT)【試乗記】 2018.6.13 試乗記 フルモデルチェンジからわずか1年でパワープラントを大幅改良! 新エンジンを搭載した「マツダCX-5」のディーゼルモデルに試乗。従来モデルよりさらにパワー&トルクを増した新型の魅力と、やや気になったポイントをリポートする。
ホームへ戻る