第221回:「死亡・重傷事故ゼロ」の実現に手応えあり
ボルボのセーフティー担当エンジニアにインタビュー

2014.01.14 エッセイ
ボルボ・カー・セーフティー・センターでシニア・セーフティーエンジニアを務めるヤン・イバーソン氏。
ボルボ・カー・セーフティー・センターでシニア・セーフティーエンジニアを務めるヤン・イバーソン氏。

東京モーターショーでは、華麗なスタディーモデル「コンセプト クーペ」が目を引いたボルボ。一方で、同社製品の本質的な価値のひとつである安全性の向上にも、努力が注がれる。セーフティー担当エンジニアに、その現状を聞いた。

「シティ・セーフティ」(低速用追突回避・軽減オートブレーキシステム)は2008年に、まずは「XC60」に標準装着された。
「シティ・セーフティ」(低速用追突回避・軽減オートブレーキシステム)は2008年に、まずは「XC60」に標準装着された。
「ボルボに入社してからほぼ30年。1年間の研修を終えてからは、ずっと“安全畑”でした」とイバーソン氏。
「ボルボに入社してからほぼ30年。1年間の研修を終えてからは、ずっと“安全畑”でした」とイバーソン氏。

安全性は格段に高まっている

――クルマの安全性能で、ここ2、3年で最も進歩したのはドコでしょうか?

「クルマの根本的な安全性が、乗員そして歩行者の保護において向上しました」

――具体的に効果が表れていますか?

「ご存じのように、ボルボは実際の事故データを収集しています。ひと昔前と比べると安全性は格段に高まっており、ボルボ車の進歩には誇りを持っています。事故による死亡、重傷リスクは、目に見えて減っています」

――最近では、「シティ・セーフティ」「ヒューマン・セーフティ」と、革新的な技術が搭載されました。

「衝突回避のためのデバイスですね。2008年にボルボは『シティ・セーフティ』を発表し、中低速域で働く自動ブレーキを実現しました。最初は『XC60』に標準装備し、いまではすべてのモデルに装備されています。ボルボでは、スウェーデンとアメリカにおける事故データを集めているのですが、統計上からも、衝突回避に非常に有効であることがわかっています」

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