「水野和敏的視点」 vol.34 「トヨタ・ハリアー プレミアム“アドバンストパッケージ”」

2014.01.31 mobileCG

「水野和敏的視点」 vol.34 「トヨタ・ハリアー プレミアム“アドバンストパッケージ”」

R35型「日産GT-R」の生みの親であり、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏が、本音でクルマを語り尽くす『mobileCG』の特集「水野和敏的視点」。今回は、国内専用モデルとして再スタートを切った元祖プレミアムSUV「トヨタ・ハリアー」に試乗する。


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トヨタ・ハリアー プレミアム“アドバンストパッケージ”
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4720×1835×1690mm/ホイールベース:2660mm/車重:1640kg/駆動方式:FF/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ/トランスミッション:CVT/最高出力:151ps/6100rpm/最大トルク:19.7kgm/3800rpm/タイヤ:(前)235/55R18 (後)235/55R18/価格:360万円

トヨタ・ハリアー プレミアム“アドバンストパッケージ”
    ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4720×1835×1690mm/ホイールベース:2660mm/車重:1640kg/駆動方式:FF/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ/トランスミッション:CVT/最高出力:151ps/6100rpm/最大トルク:19.7kgm/3800rpm/タイヤ:(前)235/55R18 (後)235/55R18/価格:360万円

■「RAV4」プラス「リンカーンMKX」?

今回は「トヨタ・ハリアー」を取り上げます。昨年11月に発表された3代目ハリアーですが、フルモデルチェンジを機にレクサスブランドとの共用から切り離され、国内専用モデルとなりました。

ニューハリアーの動力系は、2リッター直4ガソリンモデルと、2.5リッター直4ガソリンとモーターを組み合わせるハイブリッドモデルの2種類。テスト用には、ガソリンモデルのFF車が用意されました。「プレミアム“アドバンストパッケージ”」と呼ばれる装備をおごった上級グレードで、“素”の状態の車両価格は360万円です。

さて、新型ハリアーを遠目で眺めてみると、「ショートホイールベースにデカっ鼻」という印象ですね。300万円級の車格感を出そうとしているのはわかるのですが、特に造形代として使われるフロントオーバーハングの長さが気になります。
少々嫌みな言い方をすると、「トヨタRAV4」のボディーに「リンカーンMKX」調のノーズをくっつけた感じ。おそらく開発中に、デザインスタジオに置いて2~3m離れて見ると、「質感があっていいね」ということになるのでしょうが、いざ屋外に持ち出して10m離れて眺めてみれば印象は変わります。全体のバランスが崩れてしまっています。RAV4との販売価格差のデザイン表現という意図はわかりますが……。(つづく)

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(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=小林俊樹)

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