ミシュランが二輪車用タイヤの新商品を発表

2014.02.13 自動車ニュース
ミシュランのマスコットキャラクター、ビバンダムとともに撮影に応じる日本ミシュランタイヤ代表取締役社長のベルナール・デルマス氏(中央)と、二輪事業部長の梅村 誠氏(左)。
ミシュランのマスコットキャラクター、ビバンダムとともに撮影に応じる日本ミシュランタイヤ代表取締役社長のベルナール・デルマス氏(中央)と、二輪事業部長の梅村 誠氏(左)。

ミシュランが二輪車用タイヤの新商品を発表

日本ミシュランタイヤは2014年2月12日、二輪車向けタイヤの新製品「PILOT ROAD 4(パイロットロード4)」「PILOT ROAD 4 GT(パイロットロード4 GT)」「PILOT ROAD 4 TRAIL(パイロットロード4 トレイル)」を発表した。同年2月15日から順次販売を開始する。

「ミシュラン・パイロットロード4」
「ミシュラン・パイロットロード4」
製品の特徴について説明する日本ミシュランタイヤ 二輪事業部の大井章弘氏。
製品の特徴について説明する日本ミシュランタイヤ 二輪事業部の大井章弘氏。

■さまざまな用途や天候、路面状況で高いパフォーマンスを発揮

パイロットロード4シリーズは、さまざまなカテゴリーのロードバイクへの装着を想定したスポーツツーリングタイヤである。既存の「パイロットロード3」の後継モデルにあたり、デイリーユースにおける幅広いシチュエーションにおいて、より高いパフォーマンスを発揮することを重視。スタンダードなパイロットロード4に加え、よりロングツーリングに適したパイロットロード4 GT、オンロードでトレイル車を利用するユーザー向けのパイロットロード4 トレイルの全3種類を用意している。

開発に際しては新技術を多数投入しており、トレッド面には新たに貯水ホールとサイプが一体化した「XST+(X-SIDE Technology Plus)」と呼ばれるトレッドパターンを採用。センター部やショルダー部などでグルービングレシオ(接地面に対する排水溝の面積の比率)を最適化することにより、ストレートからフルバンクのコーナリングまで、あらゆるリーンアングルで優れたウエットグリップ性能とドライグリップ性能を実現しているという。また編摩耗を抑制するため、貯水ホールには面取り加工を施している。

 
「ミシュラン・パイロットロード4」のリアタイヤのトレッド面。3モデルとも、トレッドパターンは基本的に共通となっている。
「ミシュラン・パイロットロード4」のリアタイヤのトレッド面。3モデルとも、トレッドパターンは基本的に共通となっている。

ミシュランが二輪車用タイヤの新商品を発表の画像

■バイアス構造とラジアル構造のいいとこ取り

コンパウンドの配分については、トレッドセンター部には加減速の力を確実に伝え、耐摩耗性にも優れたラバーコンパウンドを、トレッドショルダー部にはコーナリング時に高いグリップ力を発揮する柔らかいラバーコンパウンドを採用する「2CT(2コンパウンドテクノロジー)」を従来品から踏襲。製品によってはコンパウンドの配分比率を見直すなどの改善をはかっている。
またコンパウンドそのものも改良しており、新開発のシリカによって幅広い路面温度域(-5~45度)で高いグリップ性能を発揮。耐摩耗性能も従来モデルより20%改善している。

タイヤ構造は基本的にラジアル式で、カーカスにはレーヨンの剛性とナイロンの耐久性を兼ね備えた高弾性低収縮ポリエステルを、ベルトにはアラミド(トロワン)を用いている。ただしパイロットロード4 GTのリアタイヤには、高荷重に耐えうるタイヤ剛性と快適な乗り心地を両立するため、バイアス構造とラジアル構造の特徴を併せ持つ「2AT(デュアルアングルテクノロジー)」を新たに採用。これによりコーナリング時のタイヤ剛性が15%向上したほか、高速走行時のスタビリティーも改善し、スムーズなライディングが可能となったという。

タイヤサイズは3モデルのフロント、リア合わせて17種類の設定。

(webCG)
 

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