第15回:コージの勝手にクルマエンタメ進化論
『ラッシュ』&『ゼログラ』にみるクルマエンタメの未来

2014.03.10 エッセイ

映画を見ててレースシミュレーターを思い出した?

久々、衝撃受けましたわ。それも映画を見て。
それほどマメに映画を見る方ではないけど、海外出張中は飛行機に長時間乗るんで、つい何本か見ちゃう。で、小学生の時から見てて、映像は年々キレイにはなるけど根本の快楽のロジックは変わらないような気がしてたけど、そんなことない! そう、最近評価の高いレースものの『ラッシュ/プライドと友情』と、もうひとつは全然“クルマもの”じゃないんだけど『ゼロ・グラビティ』。

『ラッシュ/プライドと友情』は他であちこちで語られているからこっちにおいといて、まずは『ゼロ・グラビティ』の話だけど、あれってもはや映画じゃないよね。3D版を劇場でマトモにみたってこともあるけど、完全にリアルシミュレーションもの。もちろんストーリーはちゃんとあるし、シンプルどころか素晴らしい出来だった。けど、それ以上に迫り来る恐怖感というか、知り合いが「吐きそうになった」というほどの映像体験はまさしく今までの映画ではあり得ない世界。なんというかハイテクを駆使した21世紀の“ジョーズ”の様な感じもあった。
こればっかりは実際に見ていただくしかないけど、いわゆる感情的に恐怖や酔いを誘うのではなく、三半規管に来る。ジェットコースターやメリーゴーランドに乗っているような気分に近いものがあり、それは今までにない圧倒的な動画能力というか、視覚直撃性能によるものだ。

なにより小沢は、『ゼロ・グラビティ』を見た後に、初めて『グランツーリスモ』をやったときのような気分になったのだ。

(c)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
(c)2013 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.
『ゼロ・グラビティ』
2014年4月23日発売
【初回限定生産】ブルーレイ&DVDセット 3,790 円+税
【初回限定生産】3D&2D ブルーレイセット 5,790 円+税
ワーナー・ホーム・ビデオ
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小沢 コージ

小沢 コージ

神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 ホームページ:『小沢コージでDON!』