フェラーリの巨大テーマパークがスペインに進出

2014.03.20 自動車ニュース
「フェラーリ・ランド」の完成予想図。メインのビルは、見る者にF1のフロントノーズを想起させる。

フェラーリの巨大テーマパークがスペインに進出

伊フェラーリは2014年3月13日、テーマパーク「フェラーリ・ランド」をスペイン・バルセロナ郊外に建設することで現地企業と合意したと発表した。

裏側には、地中海の太陽が降り注ぐ広大なプールが。
イタリア風の建物、サーキットを模したアトラクション、長大なコースター……その俯瞰(ふかん)図。

フェラーリが関与するテーマパークとしては、アラブ首長国連邦アブダビで2009年オープンした「フェラーリ・ワールド・アブダビ」に続くものとなる。
今回計画が発表されたフェラーリ・ランドは、すでにある地中海沿岸最大級のレジャーランド「ポルトアヴェントゥーラ」の中に建設される。

総面積は東京ドームの約5.7倍にあたる7万5000平方メートルである(アブダビのフェラーリ・ワールドは8万6000平方メートル)。欧州で最も高くまで上昇し、かつ最速の垂直コースターなどを設置し、フェラーリおよびフェラーリF1ファンだけでなく、家族連れなど幅広い層をターゲットとする。
敷地内に建設される5つ星ホテルは250室で、レストランなどの通常施設のほか、ドライビングシミュレーターも備える。総投資額は1億ユーロ(141億円)で、2016年の完成を目指す。

フェラーリのブランド事業を統括するフェラーリ・ブランド社のアンドレア・ペローネ社長は、「アブダビでの成功後、レジャーパークを建設してほしいという話が多数舞い込んだ。われわれはその中から慎重に吟味し、今回の計画を選んだ」と述べている。
決定の鍵となったのは、熱意あるスタッフ、フェラーリファンが多い土地柄、加えて外国人観光客の高いパーセンテージだったという。フェラーリはこれからも、世界の他エリアで同様のプロジェクトの可能性を急ぐことなく慎重に検討するとしている。

次はアジア? と期待が高まるのは、筆者だけではあるまい。 

(文=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>/写真=Ferrari)
 

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