【スペック】シトロエンC5:全長×全幅×全高=4795×1860×1470mm/ホイールベース=2815mm/車重=1620kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(156ps/6000rpm、24.5kgm/1400-3500rpm)/価格=399万円(テスト車=同じ)

プジョー・シトロエン フルラインナップ試乗会【試乗記】

単なる着せ替えにあらず 2011.12.25 試乗記 プジョー・シトロエン フルラインナップ試乗会(プジョー308SW プレミアム/シトロエンC4ピカソ エクスクルーシブ/プジョー207GT/シトロエンC5 セダクション)

プジョー・シトロエンのフルラインナップ試乗会で、1.6リッター直4ターボエンジンを搭載した、スタイリングの違う4つのモデルに試乗。同じエンジンで、クルマの性格はどれだけ変わるのか?

1.6リッターのみだけど……

ジャーナリスト向けの試乗会は、乗りたい車種を事前に伝えておく予約制と、あいているクルマをその都度選ぶ先着制がある。プジョー・シトロエンのオールラインナップ試乗会は前者だったので、編集部がシトロエン2台、僕がプジョー2台を予約した。

そして当日、4台を乗り換えながら、あることにあらためて気づいた。エンジンがすべて共通なのである。いずれもPSAとBMWグループが共同開発した1.6リッター直列4気筒直噴ターボで、試乗した4台については156psおよび24.5kgmという、最高出力と最大トルクまで共通だ。
ほかに用意されるのは、やはりPSAとBMWの共同開発による1.6リッター4気筒の自然吸気ユニットだけ。すなわち、現在日本で販売されているプジョーとシトロエンは、排気量はひとつしかないのである。

フォルクスワーゲンも、多くのモデルに1.4リッターユニットを積んでいるものの、「ゴルフGTI」には2リッターを搭載している。ダウンサイジングをうたっても、やはり排気量の魅力には勝てないのだろう。その点、プジョーとシトロエンは徹底している。

こういった共通化に、旧来のクルマ好きは不満を覚えるかもしれない。でも国内の軽自動車やハイブリッドカーでは、排気量の選択肢がないのが実情だ。そう考えると「オール1.6リッター」としたラインナップは、実際のところ日本ではあまり問題にならないのではないかと筆者は思っている。それよりも気になるのは、同じエンジンを積みながらブランドのカラーや車種ごとの個性がしっかり色分けされているかだ。
そこでまずは、「プジョー308SW」と「シトロエンC4ピカソ」を借り出した。

今回試乗した車両に搭載される1.6リッター直4ターボエンジン。最高出力156ps/6000rpm、最大トルク24.5kgm/1400-3500rpmを発生する。
今回試乗した車両に搭載される1.6リッター直4ターボエンジン。最高出力156ps/6000rpm、最大トルク24.5kgm/1400-3500rpmを発生する。
【スペック】プジョー308SW:全長×全幅×全高=4515×1820×1560mm/ホイールベース=2710mm/車重=1500kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(156ps/6000rpm、24.5kgm/1400-3500rpm)/価格=299万円(テスト車=同じ)
【スペック】プジョー308SW:全長×全幅×全高=4515×1820×1560mm/ホイールベース=2710mm/車重=1500kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(156ps/6000rpm、24.5kgm/1400-3500rpm)/価格=299万円(テスト車=同じ)
プジョー・シトロエン フルラインナップ試乗会【試乗記】の画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

関連記事
  • シトロエンC6(FF/6AT)【ブリーフテスト】 2007.2.22 試乗記 ……682.0万円
    総合評価……★★★★★

    2006-2007年インポートカーオブザイヤーを受賞した「シトロエンC6」。独創のハイドロニューマティックやデザインの斬新さばかりが取り上げられるが、走ってみれば実は速いクルマなのだという。その理由は……。
  • BMW 523dラグジュアリー(FR/8AT)【試乗記】 2017.3.2 試乗記 全方位的進化を遂げた新型「BMW 5シリーズ」。部分自動運転を可能とし、燃費も大幅に改善するなど話題に事欠かないが、実際に運転してひしひしと伝わってきたのは車体の“軽さ”だった。「523dラグジュアリー」に試乗した。
  • シボレー・コルベット グランスポーツ クーペ(FR/8AT)【試乗記】 2017.3.10 試乗記 7代目となる「シボレー・コルベット」に、シャシー性能を追求した「グランスポーツ」が登場。往年のレーシングカーの名を冠した高性能グレードは、“フロントエンジン・リアドライブをきわめた”と評すべき走りをかなえていた。
  • シトロエンC5ツアラー ファイナルエディション(FF/6AT)【試乗記】 2015.11.2 試乗記 ハイドラクティブサスペンションを搭載する最後のモデル「C5ツアラー ファイナルエディション」に試乗。シトロエン独自の油圧サスペンションシステムがもたらす、乗り心地の妙味を報告する。
  • 高級セダン「シトロエンC6」が生産終了 2012.12.26 自動車ニュース フランスの高級車に逆風。登場時には大きな話題となりながら、最近は販売不調が伝えられていた「シトロエンC6」の生産が終了した。後継モデルはあるのか、それとも……。
ホームへ戻る