「水野和敏的視点」 vol.42 「BMW 523d Mスポーツ」

2014.03.28 mobileCG

「水野和敏的視点」 vol.42 「BMW 523d Mスポーツ」

R35型「日産GT-R」の生みの親、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏が本音でクルマを語り尽くす『mobileCG』の特集「水野和敏的視点」。今回は「BMW 5シリーズ」のラインナップの中核を担う、2リッターのクリーンディーゼルエンジン搭載モデルに試乗する。果たして「523d Mスポーツ」に“駆けぬける歓び”はあるのだろうか?


「水野和敏的視点」 vol.42 「BMW 523d Mスポーツ」の画像
写真は同型車のもの。試乗車のものではありません。(写真=BMW)
写真は同型車のもの。試乗車のものではありません。(写真=BMW)
BMW 523d Mスポーツ
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4920×1860×1470mm/ホイールベース:2970mm/車重:1780kg/駆動方式:FR/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ディーゼル ターボ/トランスミッション:8AT/最高出力:184ps/4000rpm/最大トルク:38.7kgm/1750-2750rpm/タイヤ:(前)245/45R18 (後)275/40R18/価格:683万円(消費税5%込み)
BMW 523d Mスポーツ
    ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4920×1860×1470mm/ホイールベース:2970mm/車重:1780kg/駆動方式:FR/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ディーゼル ターボ/トランスミッション:8AT/最高出力:184ps/4000rpm/最大トルク:38.7kgm/1750-2750rpm/タイヤ:(前)245/45R18 (後)275/40R18/価格:683万円(消費税5%込み)

■クリーンディーゼルの導入に熱心なBMW

今回は「BMW 523d Mスポーツ」に試乗します。車名からも分かる通り、ディーゼルエンジンを搭載するモデルで、排気量は2リッター。トランスミッションは8段ATです。

早いものでこの連載も42回目となりますが、ディーゼル車のテストは、実は今回が初めて。皆さんは意外に思うかもしれませんが、私はヨーロッパにいるときは、いつもディーゼルエンジン車を使っています。レンタカーを利用するときも、ガソリン車が用意されていると、あえてディーゼルに替えてもらっているぐらいなんです。その理由は簡単。給油回数の少なさと、200km/h走行時における快適性と安心感の高さに魅力を感じているのです。

私はヨーロッパではほとんど飛行機を利用しません。オランダから南仏までであってもクルマで移動します。ガソリン車だと給油は1日に1回、特にアウトバーンを多用すれば1日に2回は必要になりますが、ディーゼル車なら2日に1回で済みますし、給油後、ドライブコンピューターはいつも1300km程度走行可能であることを示しています。

また、ディーゼル車なら200km/hで走っていてもエンジン回転は3500rpm以下ですが、ガソリン車だと4000rpm以上になる場合が多く、一日中走っていると、この差は快適性の面でとんでもない差になります。もちろん、高速になればなるほど、燃費にだって差が出ます。

その一方で、少しゆっくりと130km/hでクルーズコントロールをセットして走っていれば、例えばメルセデス・ベンツの「Eクラス」なら20km/リッター程度の燃費が表示され続けます。私は個人的にはディーゼル乗用車のファンなのです。(つづく)

※この記事はmobileCG会員限定です。
mobileCG有料会員に登録すると続きをお読みいただけます。

(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=小林俊樹)

 【mobileCGへのアクセス方法】

◇スマートフォンをお使いの方◇

「QRコード」読み取り機能搭載機種をお持ちの方はこちらからアクセスできます。
「mobileCG」「webCG」を検索いただいてもアクセスできます。

http://www.webcg.net

 

◇従来のケータイ版「mobileCG」はこちらから◇

「QRコード」からアクセスできます。

docomo:iMENU→メニュー/検索 → 趣味/娯楽 → クルマ/バイク → カーグラフィック
au:EZトップメニュー → カテゴリで探す → スポーツ・レジャー → 車・バイク→モバイルカーグラフィック
SoftBank:Yahoo!ケータイ → メニューリスト → 趣味・レジャー → クルマ・バイク → カーグラフィック

 

関連記事
  • BMW 540i Mスポーツ(FR/8AT)【試乗記】 2017.4.4 試乗記 長年の歴史を誇るBMWの基幹モデル「5シリーズ」がフルモデルチェンジ。新開発のプラットフォームが用いられた7代目の実力はどれほどのものか、上級グレード「540i」の試乗を通し、ライバル車との比較を交えながら確かめた。
  • 「谷口信輝の新車試乗」――BMW 540i Mスポーツ(後編) 2017.3.30 mobileCG レーシングドライバー谷口信輝が、本音でクルマを語り尽くす! 前回に引き続き、今回も「BMW 540i」に試乗する。新しい直列6気筒エンジンを搭載する「5シリーズ」の真打ちは、どんなドライバーにお薦めか。谷口視点で分析する!
  • BMW 318iスポーツ(FR/8AT)【試乗記】 2017.3.17 試乗記 BMWの「3シリーズ セダン」に、「1シリーズ」や「2シリーズ」と同じ1.5リッター直3ターボを搭載した廉価モデルが登場。そこに“駆けぬける歓び”はあるのか? 走りや乗り心地の印象に加えて、燃費のデータを報告する。
  • 特別な仕立ての「BMW 318i」200台限定で発売 2017.5.11 自動車ニュース BMWジャパンは2017年5月11日、洗練されたスタイリングとモダン&クラッシックなインテリアでスタイリッシュ感を高めたという特別仕様車「BMW 318iクラシック」を、200台限定で発売した。
  • BMW 523dラグジュアリー(FR/8AT)【試乗記】 2017.3.2 試乗記 全方位的進化を遂げた新型「BMW 5シリーズ」。部分自動運転を可能とし、燃費も大幅に改善するなど話題に事欠かないが、実際に運転してひしひしと伝わってきたのは車体の“軽さ”だった。「523dラグジュアリー」に試乗した。
  • フェラーリGTC4ルッソ(4WD/7AT)【試乗記】 2017.5.8 試乗記 ユニークなシューティングブレークボディーをまとう「フェラーリGTC4ルッソ」に試乗。6.3リッターV12エンジンが発する咆哮(ほうこう)に浴すれば、この異形のフェラーリが、正統派の系譜にあることがすぐに理解できるだろう。
  • BMW 523i(FR/8AT)【試乗記】 2012.3.19 試乗記 BMW 523i(FR/8AT)
    ……708万7000円

    仕様変更により、エンジンが2.5リッター直6から2リッター直4ターボに載せ換えられた「523i」。セダンモデルでその走りと燃費性能を試した。
  • BMW 320iスポーツ(FR/6MT)【試乗記】 2012.8.27 試乗記 BMW 320iスポーツ(FR/6MT)
    ……562万8000円

    セダンではすっかり少数派になったMT仕様車が選べる「BMW 320i」。その運転体験は、ATのモデルとどう違う?
  • アバルト595(FF/5AT)【試乗記】 2017.5.19 試乗記 FCAが擁する高性能スポーツブランド「アバルト」のラインナップにおいて、最もベーシックなモデルとなるのが「595」である。刺激的な走りと門戸の広さを併せ持つAT仕様に試乗し、“さそり印”のスポーツカーに受け継がれる伝統に思いをはせた。
  • トヨタの軽「ピクシス エポック」がフルモデルチェンジ 2017.5.12 自動車ニュース ダイハツ工業からOEM車として供給されている「トヨタ・ピクシス エポック」がフルモデルチェンジ。2017年5月12日に、2代目となる新型が発売された。
ホームへ戻る