トヨタ、新マシン「TS040 ハイブリッド」を披露

2014.03.28 自動車ニュース
「トヨタTS040 ハイブリッド」
「トヨタTS040 ハイブリッド」

トヨタ、新型レーシングカー「TS040 ハイブリッド」を披露

トヨタ・レーシングは2014年3月27日、2014年シーズンの世界耐久選手権(WEC)に投入する新型レーシングカー「トヨタTS040 ハイブリッド」を披露するとともに、2013年シーズンからのドライバー編成変更を発表した。

「TS040 ハイブリッド」は、自然吸気の3.7リッターV8エンジンとモーター・ジェネレーター・ユニット(MGU)を組み合わせる、ハイブリッドのレーシングカー。エンジンがもたらす520psに、480psの“ハイブリッドパワー”を加え、最高1000psの総出力を発生する。駆動方式は4WD。

そのキモとなる「トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング(THS-R)」は、燃料消費量を規制するWEC新技術規則に合わせて新たに開発されたもの。減速時には、モーターを兼ねる発電機(モーター・ジェネレーター・ユニット<MGU>)と従来型ブレーキを併用し、MGUにより回生されたエネルギーをスーパーキャパシターに蓄える。加速時は逆に、前後のMGUから480psのパワーアシストを得る仕組みだ。
消費燃料は、動力系統や空力などの改良とあいまって、消費燃料は、2013年シーズンのマシン「TS030 ハイブリッド」に比べて25%削減できると見込まれている。

エクステリアデザインは前年モデルのイメージを踏襲するものだが、車両規則変更に合わせて全幅は10cm短縮(ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4650×1900×1050mm)。2013年シーズンに比べてタイヤが5cm細くなるためにグリップが低下してしまうところを、それを補うべく、空力性能の向上を徹底的に追求したという。

そんなTS040 ハイブリッドのデビュー戦は、2014年4月20日決勝が行われる、WECのシルバーストーン6時間。トップカテゴリーのLMP1クラスから2台が出走し、アウディやポルシェとしのぎを削ることになる。

今回あわせて発表されたドライバー編成は、以下の通り。2013年からは変更があり、ステファン・サラザンとニコラス・ラピエールが入れ替えになっている。

No.7:A.ブルツ/S.サラザン/中嶋一貴
No.8:A.デビッドソン/N.ラピエール/S.ブエミ

(webCG)

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