「水野和敏的視点」 vol.47 「スーパースポーツとは何か?」

2014.05.02 mobileCG

「水野和敏的視点」 vol.47 「スーパースポーツとは何か?」

R35型「日産GT-R」の生みの親、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏が本音でクルマを語り尽くす『mobileCG』の特集「水野和敏的視点」。今週のテーマは「スーパースポーツとは何か?」 3台のスーパースポーツカーの三車三様の魅力を、ミスターGT-Rがあらためて分析する。


「メルセデス・ベンツSL63 AMG」
「フェラーリ458スパイダー」
「ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4」

■「大人のスポーツカー」というものがよくわかっている――「メルセデス・ベンツSL63 AMG」

連載の原点に帰るという意味合いを込めて行った「春のスーパーカーテスト」を先週で終えました。「フェラーリ458スパイダー」「ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4」、そして「メルセデス・ベンツSL63 AMG」と、いずれも劣らぬ個性派3台に乗ったわけですが、その主張も三車三様で、なかなか面白い試乗となりました。今週はこれら3台を振り返りながら、スーパースポーツカーとは何かをあらためて考えてみたいと思います。

まずはメルセデス・ベンツから見ていきましょう。SL63 AMGは、どうしても「フロントヘビー、リアライト」というパッケージの束縛から逃れることができません。あれ以上キャビンを長く、ずんどうにしてしまったら「スポーツクーペ」というイメージがなくなってしまいますから、運動性能面からは少々苦しいでしょうが、商品性という面からは現在の姿がベストのバランスといえるでしょう。

重量バランスの悪さゆえ、シリアスなスポーツ走行時には、ともするとリアが急激に破綻しそうになります。そこで、ブレーキの配分を前寄りにしたり、挙動の乱れを抑えるVDCの介入を早めにしたり、といった手を打っています。

リアサスペンションを柔らかめにセッティングして、コーナリング時の限界をギリギリまで高くしていないのも、同じ考え方からです。(つづく)

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(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=小林俊樹)

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