「水野和敏的視点」 vol.54 「テスラ・モデルS」

2014.06.20 mobileCG
 
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「水野和敏的視点」 vol.54 「テスラ・モデルS」

R35型「日産GT-R」の生みの親、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏が本音でクルマを語り尽くす当企画。電気自動車(EV)の「BMW i3」、ハイブリッド車の「日産スカイライン」に続く今回もEV。アメリカのEVメーカー、テスラの「モデルS」に試乗する。車両価格が1000万円を超える“プレミアムEV”は、どんな走りの世界を持っているのだろうか。ミスターGT-Rがチェックする。

 
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テスラ・モデルS(85kWhパフォーマンス仕様)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4978×1964×1435mm/ホイールベース:2959mm/車重:2108kg/駆動方式:RR/モーター:三相交流誘導モーター/最高出力:416ps/5000-6700rpm/最大トルク:61.2kgm/0-5100rpm/タイヤ:(前)245/35ZR21 (後)265/35ZR21/車両本体価格:1081万8000円
テスラ・モデルS(85kWhパフォーマンス仕様)
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4978×1964×1435mm/ホイールベース:2959mm/車重:2108kg/駆動方式:RR/モーター:三相交流誘導モーター/最高出力:416ps/5000-6700rpm/最大トルク:61.2kgm/0-5100rpm/タイヤ:(前)245/35ZR21 (後)265/35ZR21/車両本体価格:1081万8000円

■環境志向の富裕層向けEV

今回は「テスラ・モデルS」を取り上げます。ご存じのように、テスラモーターズは北米シリコンバレー発の、ベンチャー企業といっていい新興自動車メーカーです。ピュアEVを専門としており、2008年には、「ロータス・エリーゼ」をベースとした2シーターオープンのEV「テスラ・ロードスター」を発売し、話題になりました。

モデルSは、ロードスターからガラリと趣を変えた4ドアセダン。アメリカではすでに2012年に発売されており、今年2014年には、わが国でも納車が開始される予定です。バリエーションは「60kWhバッテリー」と「85kWhバッテリー」の2仕様があり、気になる航続距離は、前者が390km、後者が502kmと発表されています。
さらに後者には標準仕様のほか、「パフォーマンス」と呼ばれる高性能仕様が用意されます。0-100km/h加速は、標準仕様が5.6秒であるのに対し、パフォーマンス仕様は4.4秒(!)というスポーツカー顔負けの数値が挙げられています。

『webCG』が用意してくれたモデルは、85kWhバッテリーのパフォーマンス仕様。つまり最上級モデルです。素の車両価格は1081万8000円。いうまでもなくモデルSは、「経済的な電気自動車」ではなく、「環境に目覚めた富裕層」のための、アドバルーンの役割を担っています。

床一面に高性能なリチウムイオン電池を敷きつめ、アルミモノコックのボディーを持つモデルS。早速チェックしてみましょう。
(つづく)

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(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=小林俊樹)

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