クルマ好きのための『21世紀自動車大事典』発売中!

2011.12.09 From Our Staff
クルマ好きのための
『21世紀自動車大事典』
ASIMOから小型ジェット機まで 『HONDA 明日への挑戦』発売中!

クルマ好きのための『21世紀自動車大事典』発売中!

21世紀の自動車にまつわる物事について詳しく解説! 『webCG』でもおなじみの自動車ジャーナリスト下野康史の最新本を紹介します。



クルマ好きのための
『21世紀自動車大事典』

下野康史 著
定価:1575円(税込み)
判型:四六判、224ページ
発行:二玄社

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ASIMOから小型ジェット機まで 『HONDA 明日への挑戦』発売中!
「マツダRX-8」は、量産ロータリーエンジンを搭載する唯一のモデルとして2003年4月にデビュー。9年あまりのモデルライフを経て、来年2012年6月で生産終了と発表されている。
ASIMOから小型ジェット機まで 『HONDA 明日への挑戦』発売中!
ASIMOから小型ジェット機まで 『HONDA 明日への挑戦』発売中!

■“カバタ節”全開

最近よく耳にする「数寄者」とは風流を極める者、クルマの世界ではちょっと強引ですが「エンスージアスト」と置き換えられるかもしれません。ここで紹介する『クルマ好きのための 21世紀自動車大事典』を手にとっていただければ、著者の“数寄者具合”におもわずニヤリとするはず。“カバタ節”が全編にさえわたっています。

自動車ファンならおなじみの下野康史は、最新の自動車事情に精通する第一線のジャーナリストであることは『webCG』をご覧の方なら説明は不要でしょう。自転車などの趣味の分野にも興味をもち、自動車メディアはもとより週刊誌など多くの媒体で活躍。知識の幅広さやわかりやすい文体は氏ならではです。

21世紀から10年を経た今、ハイブリッドカーがようやく出始めた20世紀末から考えれば、「カローラ」の代わりに「プリウス」が月間販売台数第1位を取り続けることなど想像できたでしょうか。世界の自動車販売台数においても中国がアメリカや日本を抜いてトップの座に。ビッグスリーの名はいずこへ……といったように、日本も含め世界の自動車業界の様相はまったく一変してしまいました。

この本は、「21世紀に起きた自動車の事象をハード/ソフト両面で紹介する」をテーマに、独自の切り口でこの10年の自動車界に関するさまざまな事柄を批評・解説した、いわば「備忘録」といえます。
ソフト面ではエネルギー問題など時事的な要素を、ハード面では総花的なものではなく著者の印象に残ったよりすぐりのモデルの概要紹介/試乗記で構成し、バイヤーズガイドとなる解説もあります。

2009年のフランクフルトショーで世界初公開された「プジョーRCZ」。日本発売は2010年7月。
クルマ好きのための『21世紀自動車大事典』発売中!

クルマ好きのための『21世紀自動車大事典』発売中!
全長3mの4人乗りコンパクトモデル「トヨタiQ」は2008年10月デビュー。
クルマ好きのための『21世紀自動車大事典』発売中!

いくつか例を挙げてみると……
・ルノー・ウインド:個人的には21世紀これまでのベストカー。
・カーシェアリング:クルマ好きがやることではない。
・トヨタ・ソアラ:21世紀に消えたビッグネーム。
・デザイン:日本車で一番遅れている“性能”。
・原子力発電所:たかだかお湯を沸かすのに、核分裂反応を使う発電所。

……などなど、対象の本質をズバリとついた評論の連続は、まさに軽快にして壮快! ちなみにサブタイトルとして「クルマ好きのための」と加えている理由は、この本の内容が「真のクルマ好きなら興味を覚えるはずもない」陳腐な話題が皆無だから。それでいて、どこまでも「クルマ愛」にあふれる語り口は下野康史の真骨頂といえるでしょう。

このように、本書は著者の深い自動車に関する知識と愛情に基づいた「評論集」です。この10年間の自動車業界を俯瞰(ふかん)できるだけでなく、本当の「クルマ好き」を存分に楽しませてくれるこの一冊、ぜひ手に取っていただけたら幸いです。

(二玄社編集部)

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