「水野和敏的視点」 vol.59 「スバル・レヴォーグ1.6GT EyeSight」

2014.07.25 mobileCG

「水野和敏的視点」 vol.59 「スバル・レヴォーグ1.6GT EyeSight」

R35型「日産GT-R」の生みの親、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏が本音でクルマを語り尽くす『mobileCG』の特集「水野和敏的視点」。今回の主役は「スバル・レヴォーグ」。「レガシィツーリングワゴン」の実質的な後継モデルにして、“日本市場専用”とうたわれるスバル渾身(こんしん)の作は、ミスターGT-Rの目にどう映る?


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スバル・レヴォーグ1.6GT EyeSight
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4690×1780×1485mm/ホイールベース:2650mm/車重:1540kg/駆動方式:4WD/エンジン:1.6リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:CVT/最高出力:170ps/4800-5600rpm/最大トルク:25.5kgm/1800-4800rpm/タイヤ:(前)215/50R17 (後)215/50R17/車両本体価格:277万5600円
スバル・レヴォーグ1.6GT EyeSight
    ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4690×1780×1485mm/ホイールベース:2650mm/車重:1540kg/駆動方式:4WD/エンジン:1.6リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:CVT/最高出力:170ps/4800-5600rpm/最大トルク:25.5kgm/1800-4800rpm/タイヤ:(前)215/50R17 (後)215/50R17/車両本体価格:277万5600円

■“慣れ”に頼っていないだろうか?

今回はちまたで話題のニューモデル「スバル・レヴォーグ」を取り上げます。このクルマは日本市場を見据えて、ボディーサイズを抑えたことが話題になりました。北米を向いた「レガシィ」が、おそらく今後、ますます大型化することに対応したのでしょう。国内では、実質的にレガシィの後継となるツーリングワゴンです。

エンジンは、1.6リッターと2リッターの2種類。いずれももちろん水平対向エンジンで、ターボで過給されます。直噴機構が採り入れられ、JC08モードのカタログ燃費は、1.6が16.0~17.4km/リッター、2リッターは13.2km/リッターと記載されます。価格は、1.6が266万7600~305万6400円。2リッターが334万8000~356万4000円になります。

いきなり結論めいたことを言います。レヴォーグは、いかにもワゴンを造り慣れたスバルらしい、そつなくよくできたクルマです。しかし一方では、「ワゴンとはこうしたものだ」という思い込みと慣れ……といったら言い過ぎですが、既存の概念にとらわれすぎているところも感じます。せっかくのワゴン専用ボディーなのですから、もっと基本に立ち返って理想に向かってほしかった、という部分もあるというのが正直なところです。

それでは具体的に見ていきましょう。(つづく)

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(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=小林俊樹)

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