「水野和敏的視点」 vol.63 「最新のクロスオーバー車をテストして思うこと」

2014.08.22 mobileCG

「水野和敏的視点」 vol.63 「最新のクロスオーバー車をテストして思うこと」

R35型「日産GT-R」の生みの親、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏が本音でクルマを語り尽くす『mobileCG』の特集「水野和敏的視点」。今回は「ルノー・キャプチャー」と「メルセデス・ベンツGLAクラス」のテストを終えたミスターGT-Rが、世界的に高まりつつあるクロスオーバー車の人気について考えた。


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ルノー・キャプチャー インテンス
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4125×1780×1565mm/ホイールベース:2605mm/車重:1270kg/駆動方式:FF/エンジン:1.2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6AT/最高出力:120ps/4900rpm/最大トルク:19.4kgm/2000rpm/タイヤ:(前)205/55R17 (後)205/55R17/車両本体価格:267万2000円
ルノー・キャプチャー インテンス
    ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4125×1780×1565mm/ホイールベース:2605mm/車重:1270kg/駆動方式:FF/エンジン:1.2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6AT/最高出力:120ps/4900rpm/最大トルク:19.4kgm/2000rpm/タイヤ:(前)205/55R17 (後)205/55R17/車両本体価格:267万2000円
メルセデス・ベンツGLA250 4MATICスポーツ
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4455×1805×1495mm/ホイールベース:2700mm/車重:1580kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:7AT/最高出力:211ps/5500rpm/最大トルク:35.7kgm/1200-4000rpm/タイヤ:(前)235/50R18 (後)235/50R18/車両本体価格:499万円
メルセデス・ベンツGLA250 4MATICスポーツ
    ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4455×1805×1495mm/ホイールベース:2700mm/車重:1580kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:7AT/最高出力:211ps/5500rpm/最大トルク:35.7kgm/1200-4000rpm/タイヤ:(前)235/50R18 (後)235/50R18/車両本体価格:499万円

■クルマが先で言葉が後

ここのところ「ルノー・キャプチャー」と「メルセデス・ベンツGLAクラス」という2台のクロスオーバー車を続けてテストしました。

さて、いま「クロスオーバー車」と気軽に口にしましたが、では、そもそもクロスオーバーとは何でしょうか。

GLAクラスを見て、「これはハッチバックだ」と考える人がいるかもしれません。「マルチパーパス」と分類することもできる。5枚のドアを持ち、リアが短く、大きなタイヤを履いているので、もしかしたら「いわゆるSUV風」と説明するほうが親切なのかもしれません。

結局、言葉の境目というものは、それほど厳格なものではありません。それは、裏返せばクルマには次のような特質があるからではないか、と私は考えています。

クルマは、自由である――自由とはすなわち「スピードの自由」「時間の自由」「場所の自由」「空間の自由」それに「仕様の自由」。いくつもの自由が思いつきます。

「空間の自由」と「仕様の自由」を組み合わせてみてください。さまざまな「クルマのカタチ」が生まれてくるはずです。極論すれば、クルマに絶対的なカテゴリーなど存在しないのかもしれません。

クルマという存在は、自由で、ファジーで、どこにでも「点」を打つことができ、時代や社会を背景にして、さまざまな新しい車型が現れてくる。言葉など、後から追いかけてきているにすぎないのです。(つづく)

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(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=小林俊樹)

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