ジャガーが「XE」の新ディーゼルエンジン発表【パリサロン2014】

2014.09.25 自動車ニュース
ジャガーの新ディーゼルエンジン「INGENIUM(インジニウム)」。
ジャガーの新ディーゼルエンジン「INGENIUM(インジニウム)」。

【パリサロン2014】ジャガーが「XE」の新ディーゼルエンジン発表

英ジャガー・ランドローバーは2014年9月25日、「ジャガーXE」に搭載する新型ディーゼルエンジン「INGENIUM(インジニウム)」の概要を発表した。

 

■ユーロ6規制に対応した新しいディーゼルユニット

インジニウムは、同社が自ら設計・開発したディーゼルエンジンであり、XEにはアウトプットの異なる2種類のターボ付き2リッターユニットを設定している。ひとつは最高出力163ps、最大トルク38.8kgm(380Nm)を発生するもの、もうひとつは最高出力180ps、最大トルク43.9kgm(430Nm)を発生するもので、特に前者については、75mpg(約26.6km/リッター)という燃費性能を実現するとともに、CO2排出量を99g/kmに抑えている。

ともに、排出ガスの後処理にはディーゼル微粒子除去装置(DPF)と尿素SCRシステムを使用しており、触媒が活性温度域に到達するのに要する時間を短縮する可変エキゾースト・バルブ・タイミングや、燃焼室の温度を下げてNOx(窒素酸化物)の生成を抑制する排出ガスの再循環(EGR)装置などの採用とも合わせ、ユーロ6規制基準に適合するクリーンな排気を実現している。

また、インジニウムは低摩擦のオールアルミニウム製ユニットとなっており、丈夫なシリンダーブロックやツイン・バランサーシャフトの採用とも相まって、振動の発生を低減。サンプの遮音カバーや、インジェクターを切り離し、噴射ポンプのドライブスプロケットを0.5mm楕円(だえん)形にするといった工夫も、静粛性の改善に貢献しているという。

生産は、英国ウエスト・ミッドランズ州ウルヴァーハンプトンに、総工費5億ポンド(約890億円、1ポンド=178円で換算)をかけて建設したエンジン製造工場で行う予定。敷地総面積10万平方メートルという規模を持つ同工場は、最高で36秒に1台のペースでエンジンを生産する能力があるという。

(webCG)
 

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