「水野和敏的視点」 vol.68 「シボレー・コルベット コンバーチブルZ51」

2014.09.26 mobileCG
 
「水野和敏的視点」 vol.68 「シボレー・コルベット コンバーチブルZ51」の画像

「水野和敏的視点」 vol.68 「シボレー・コルベット コンバーチブルZ51」

R35型「日産GT-R」の生みの親、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏が本音でクルマを語り尽くす『mobileCG』の特集「水野和敏的視点」。今回は主役は「シボレー・コルベット コンバーチブルZ51」。6.2リッターのプッシュロッドV8エンジンを搭載するアメリカンスポーツカーの雄を、ミスターGT-Rはどう評価するのだろうか。

 
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シボレー・コルベット コンバーチブルZ51
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4510×1880×1230mm/ホイールベース:2710mm/車重:1590kg/駆動方式:FR/エンジン:6.2リッターV8 OHV 16バルブ/トランスミッション:6AT/最高出力:466ps/6000rpm/最大トルク:64.2kgm/4600rpm/タイヤ:(前)245/35ZR19 (後)285/30ZR20/車両本体価格:1159万円
シボレー・コルベット コンバーチブルZ51
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4510×1880×1230mm/ホイールベース:2710mm/車重:1590kg/駆動方式:FR/エンジン:6.2リッターV8 OHV 16バルブ/トランスミッション:6AT/最高出力:466ps/6000rpm/最大トルク:64.2kgm/4600rpm/タイヤ:(前)245/35ZR19 (後)285/30ZR20/車両本体価格:1159万円

■グランドツアラーとして優れた面を持つ

今回は「C7」こと、7代目になった「シボレー・コルベット」に試乗します。2013年1月のデトロイトショーで登場したアメリカンスポーツで、先代型の「C6」から受け継いだ部品は2つしかないとうたわれる、GMの力作です。高性能版「Z51」の、コンバーチブルモデルに試乗しました。

まずはボディーサイズですが、ホイールベースは先代モデルの2685mmから2710mmに延長され、全長も4455mmから4510mmになっています。エンジンは引き続き6.2リッターのV8を搭載していますが、直噴化され、気筒休止システムが備わるなど、時代に即した改良を受けています。バルブ駆動システムが伝統のプッシュロッドタイプであることは、いうまでもありません。

実際に乗ってみると、ホイールベースが長くなり、ボディーの空力処理も施されたおかげで、全体としてドライブフィールは落ち着いています。もっとも、そもそもコルベットというクルマは、とても乗り心地のいいクルマでした。グランドツアラーとしても優れた面を持っており、アメリカ大陸を延々とドライブしてもあまり疲れない、そんなクルマです。

ちなみに、同じアメリカのスポーティーカーでも、「シボレー・カマロ」や「フォード・マスタング」とは、まるでジャンルが違います。カマロやマスタングは、いうなれば「スポーツフィーリングカー」であって、スポーツ走行を楽しむというより、スポーティーなフィーリングを楽しむクルマ。いわば、北米独特のカテゴリーです。(つづく)

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(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=小林俊樹)

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