「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」日本上陸

2014.10.01 自動車ニュース
「BMW 218i アクティブツアラー ラグジュアリー」
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「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」日本上陸

BMWジャパンは2014年10月1日、コンパクトハッチバック「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」の日本導入を発表するとともに、受注を開始した。デリバリーの開始時期は、同年12月になる見込み。

 
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インテリア前方は、ドライバーオリエンテッドなデザインが採用されている。
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後席は前後方向に130mmスライド可能。背もたれの角度も調節できる。
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■初物尽くしのBMW

今年3月のジュネーブショーで初公開、7月に正式発表され9月27日に本国で発売されたばかりの、BMWの新型プレミアムコンパクト、2シリーズ アクティブツアラーが早くも日本上陸を果たした。
BMWならではのダイナミックなスタイリングと運動性能に、広々とした室内空間と高い機能性・快適性を融合した、「スポーツ・アクティビティ・ツアラー(SAT)」という新たなコンセプトを掲げた2シリーズ アクティブツアラー。BMWブランドとしては初めて駆動方式にFFを採用、MPV風のやや背の高いボディー形態も初の試みとなる。

現行「MINI」と基本的に共通のプラットフォームに載る5ドアハッチバックボディーのサイズは、全長4350mm、全幅1800mm、全高1550mm、ホイールベース2670mm。これらの数値は「メルセデス・ベンツBクラス」と非常に近く、プロポーションも似ている。ただしFFにしてはフロントのオーバーハングが短く切り詰められており、その点ではBMWらしさを感じることができる。また一般的な機械式駐車場に収まるサイズであることも、日本市場では重要な要素といえよう。

2シリーズ アクティブツアラーの特徴のひとつが、FFの採用により実現した、“ひとクラス上”とうたわれる居住性。特に後席は前後に130mmスライド可能で、40:20:40の3分割式バックレストの角度も3段階に調整でき、用途に応じて居住空間と荷室容量を自在に配分できる。なお荷室容量は通常(5人乗車時)で468リッター。最大で1510リッターになるという。

「218i アクティブツアラー」に搭載される1.5リッター直3ターボエンジン。
「218i アクティブツアラー」に搭載される1.5リッター直3ターボエンジン。 拡大
ラゲッジスペースの多彩なアレンジも、セリングポイントのひとつ。発表会では、BMW開発本部のニルス・ボルヒャーズ氏(写真)が、技術的なハイライトを説明した。
ラゲッジスペースの多彩なアレンジも、セリングポイントのひとつ。発表会では、BMW開発本部のニルス・ボルヒャーズ氏(写真)が、技術的なハイライトを説明した。 拡大
 
「BMW 2シリーズ アクティブツアラー」日本上陸の画像 拡大
 
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■走りと装備にも自信

パワーユニットはMINIや「i8」などにも使われている新世代モジュラーエンジンの直噴ターボが2種類。「218i アクティブツアラー」に積まれる1.5リッター直3直噴ターボは最高出力136ps/4400rpm、最大トルク22.4kgm/1250-4300rpmを発生し、燃費(JC08モード)はリッターあたり16.8km。4WDシステムを搭載した「225i xDrive アクティブツアラー」用の2リッター直4直噴ターボは、231ps/4750rpm、35.6kgm/1250-4500rpm(数値は参考値)までチューンされている。トランスミッションは「218i アクティブツアラー」が6段AT、「225i xDrive アクティブツアラー」は8段ATとなる。

新設計のサスペンションは、フロントがシングルジョイントスプリングのマクファーソンストラット、リアがマルチリンク。ステアリングは電動パワーアシスト付きで、機能的なシステムレイアウトにより、トルクステアを感じさせないステアリングフィールを提供。FFといえどもBMWらしい俊敏で正確なハンドリングを実現し、走行安定性と乗り心地を高いレベルで両立させたという。

安全かつ快適なドライブに貢献する、最新のシステムやデバイスも充実している。カメラにより前方を監視し、危険時にブレーキを作動させ衝突回避・被害軽減に貢献するドライビングアシスト、視認性に優れた高解像度ワイドディスプレイを備えたiDriveナビゲーションシステム、ダイナミックかつ精悍(せいかん)な表情を際立たせ、夜間や悪天候のなかでも視認性を高めるLED ヘッドライトなどは全車標準装備。
さらに、ドライビングアシストの機能をさらに強化したドライビング・アシスト・プラス、それに同級では例のないヘッドアップディスプレイを組み合わせたアドバンスド・セーフティ・パッケージもオプション設定されている。

2シリーズ アクティブツアラーのバリエーションは以下のとおりである。
1.5リッター直3ターボ搭載車は、標準の「218i アクティブツアラー」のほか、上質でエレガントな印象を与える「218i アクティブツアラー ラグジュアリー」とダイナミックなスタイリングを強調した「218i アクティブツアラー Mスポーツ」があり、車両本体価格はそれぞれ332万円、381万円、368万円。
2リッター直4ターボ搭載車は「225i xDrive アクティブツアラー Mスポーツ」のみで、価格は494万円である。

(文=沼田 亨)

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