メルセデスの新型「Sクラス クーペ」が日本上陸

2014.10.10 自動車ニュース
「メルセデス・ベンツS63 AMG 4MATIC クーペ」
「メルセデス・ベンツS63 AMG 4MATIC クーペ」

新型「メルセデス・ベンツSクラス クーペ」日本上陸

メルセデス・ベンツ日本は2014年10月10日、新型「Sクラス クーペ」の国内導入を発表。同日、販売を開始した。

47個のスワロフスキークリスタルを配した専用ライト。
47個のスワロフスキークリスタルを配した専用ライト。
「S63 AMG 4MATIC クーペ」のインテリア。
「S63 AMG 4MATIC クーペ」のインテリア。
「S63 AMG 4MATIC クーペ」のリアビュー。
「S63 AMG 4MATIC クーペ」のリアビュー。
「S550 4MATIC クーペ」
「S550 4MATIC クーペ」
「S65 AMG クーペ」
「S65 AMG クーペ」
「S65 AMG クーペ」のインストゥルメントパネル。
「S65 AMG クーペ」のインストゥルメントパネル。
「S550 4MATIC クーペ Edition 1」
「S550 4MATIC クーペ Edition 1」
「S550 4MATIC クーペ Edition 1」のインテリア。
「S550 4MATIC クーペ Edition 1」のインテリア。
「S63 AMG 4MATIC クーペ Edition 1」
「S63 AMG 4MATIC クーペ Edition 1」

■ダイナミックなスタイリング

これは現行「Sクラス」をベースとするフラッグシップクーペで、「CLクラス」の後継モデルとなる。かつてはSクラスから派生した最高級クーペは「Sクーペ」や「SEクーペ」と呼ばれていたので、昔の呼称に戻ったわけだ。ちなみにメルセデスでは、18年ぶりに「Sクラス クーペ」の呼称が復活とうたっている。

「モダンラグジュアリー&インテリジェンス」のコンセプトに基づき、デザインだけでなく、安全性と快適性、効率性など自動車に求められるあらゆる要素を高次元で究めたという「Sクラス クーペ」。Sクラス(ショート)より90mm短縮された2945mmのホイールベースに載るボディーは、「S550 4MATIC クーペ」で全長5027mm、全幅1899mm、全高1411mmというサイズ。先代CLクラスよりやや短く、わずかに幅広く、低いものの、実質的には変わらないと言っていい。

そのサイズの恩恵を存分に生かした、ロングノーズにショートデッキ、スリークで流れるようなルーフという伸びやかなプロポーションを持つエクステリア。最新のメルセデスのデザイントレンドに沿った彫刻的なスタイリングは、エレガントというよりダイナミックな印象を与える。ディテールで特徴的なのは、片側47個のスワロフスキークリスタルを組み込んだ専用LEDハイパフォーマンスヘッドライト。丸みを持つ円柱状の30個のクリスタルをウインカーに、さらに17個のカットクリスタルをポジショニングライトに配置している。

エクステリアと同様、インテリアも最近のメルセデスに共通する、ダッシュボードからドア、シートまで流れるような一体感のあるダイナミックなデザイン。レザーやウッドなどハイクオリティーな素材をぜいたくに使い、伝統的なクラフトマンシップにより仕上げられた、モダンラグジュアリーな空間となっている。

■安全性と快適性の融合

パワートレインは3種類。「S550 4MATIC クーペ」は、最高出力455ps/5250-5500rpm、最大トルク71.3kgm/1800-3500rpmを発生する4.7リッターV8直噴ツインターボエンジンと7段AT、フルタイム4WDシステムである4MATICを搭載。「S63 AMG 4MATIC クーペ」は585ps/5500rpm、91.8kgm/2250-3750rpmを発生する5.5リッターV8直噴ツインターボエンジンと7段AT、4MATICのコンビネーション。そして「S65 AMG クーペ」は630ps/4800-5400rpm、102kgm/2300-4300rpmを発生する6リッターV12ツインターボエンジンと7段ATを組み合わせている。(数値はいずれも欧州参考値)

コンセプトのひとつであるインテリジェンスを体現したのが、安全性と快適性を高次元で融合させた「インテリジェントドライブ」と総称される最新の安全運転支援システム。なかでも最大の話題が、コーナリング時に二輪車のように車体を内側に傾ける、量産車初採用となる「ダイナミックカーブ機能」。これはすでに現行Sクラスに採用されている、車載のステレオカメラで前方の路面状況を立体的に解析し、そこを通過する前にサスペンションの減衰力を調整する世界初の「マジックボディコントロール(MBC)」に加えられた機能である。やはりステレオカメラでコーナーを検知し、その曲率と車速の情報をもとに4輪それぞれの油圧ユニットに供給されるオイル量をコントロール。瞬時にコーナー内側の車高を下げ、外側を持ち上げてロールを抑制。乗員に働く横Gを軽減し、より快適かつ安定したコーナリングが楽しめるという。

新しいSクラス クーペの価格は、S550 4MATIC クーペが1690万円、S63 AMG 4MATIC クーペが2400万円、そしてS65 AMG クーペが3120万円。
また発表を記念して、内外装を特別仕立てとした特別仕様車「S550 4MATIC クーペ Edition 1」(限定188台)および「S63 AMG 4MATIC クーペ Edition 1」(限定42台)も台数限定でリリースされ、価格は1910万円と2470万円。なお、ステアリング位置はすべて左である。

納車時期については、S550 4MATIC クーペ Edition 1とS63 AMG 4MATIC クーペ Edition 1は2014年12月末ごろ、S550 4MATIC クーペとS63 AMG 4MATIC クーペが2015年1月ごろ、S65 AMG クーペは2015年年央ごろを予定している。

(文=沼田 亨)

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