ポルシェがコンパクトSUV「マカン」を発表

2014.11.13 自動車ニュース
ベースグレードの「ポルシェ・マカン」(写真)は今回が“ジャパンプレミア”となる。

ポルシェがコンパクトSUV「マカン」を発表

ポルシェ ジャパンは2014年11月13日、コンパクトSUV「マカン」を東京都内のホテルでお披露目した。2リッター直4ターボエンジンを搭載するエントリーグレード「マカン」は、今回が日本初公開となる。(詳細な写真はこちら)

「マカン」のインテリア。
「マカン」の2リッター直4ターボエンジン(237ps)。
3リッターV6ツインターボエンジン(340ps)を搭載する「マカンS」。
シリーズのトップグレード「マカン ターボ」。3.6リッターV6ツインターボエンジン(400ps)を搭載する。
ポルシェ ジャパン代表取締役社長の七五三木 敏幸氏(写真左)と、独ポルシェ本社のセールス&マーケティング担当役員のベルンハルト・マイヤー氏(右)。

■日本ですでに1500台を受注

ポルシェ第5のモデルレンジとしてデビューしたマカンが、いよいよ日本の道路を走り始める。

マカンは「ポルシェのDNAが息づくコンパクトSUVセグメント初のスポーツカー」とポルシェがうたうニューモデル。2013年11月にロサンゼルスオートショーと東京モーターショーで、3リッターV6ツインターボを搭載する「マカンS」と3.6リッターV6ツインターボの「マカン ターボ」がほぼ同時に公開された。さらに、2014年4月の北京モーターショーで、2リッター直列4気筒ターボの「マカン」が発表されている。

日本では2014年2月にマカンSとマカン ターボ、また、同年4月にマカンの予約注文がそれぞれ開始された。価格は、マカン:616万円、マカンS:719万円、マカン ターボ:997万円で、すでに1500台を受注しているという。

マカンのジャパンプレミアイベントには、ドイツのポルシェ本社からベルンハルト・マイヤー セールス&マーケティング担当役員が来日。130万台規模を誇るコンパクトSUV市場は、今後年率3.5%の拡大が期待されており、ポルシェにとっては新しい顧客を開拓するうえで重要な役割を果たすと述べている。これに対応するために、ポルシェはドイツ・ライプチヒの工場に新しい生産ラインを設けた。欧州では今年7月にデリバリーが開始されているが、その数はすでに3万台を数えたという。

一方、ポルシェ ジャパンの七五三木 敏幸(しめぎ としゆき)代表取締役社長は、マカンの投入により2014年はポルシェ全体で5000台の販売台数達成を確信しており、2015年にはさらなる伸びが見込まれると語っている。

また、ポルシェ ジャパンで営業とマーケティングを担当する牧野一夫執行役員は、ライバルとして「アウディQ5」や「BMW X3」、「メルセデス・ベンツGLK」などを挙げ、マカンはデザイン、パフォーマンス、カスタマイズ性などで競合車をリードするとともに、このカテゴリーでは唯一の「スポーツカー」であることをアピール。616万円~997万円という価格にも競争力があり、新規顧客の開拓に大きな期待を寄せているのが伝わってきた。

同社は11月15日には全国の正規ディーラーにてフェアを開催し、一般向けにお披露目を行う。このフェア以降、順次顧客への納車が始まるとのことだが、ポルシェのエントリーモデルとしての役割を担うマカンが、ユーザー層の裾野を広げるのは確かだろう。

(文=生方 聡/写真=webCG)

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