フェラーリがサーキット専用車FXX Kを発表

2014.12.05 自動車ニュース
「フェラーリFXX K」
「フェラーリFXX K」

フェラーリがサーキット専用車「FXX K」を発表

伊フェラーリは2014年12月3日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで世界初公開する「FXX K」の概要を発表した。

 
フェラーリがサーキット専用車FXX Kを発表の画像
 
フェラーリがサーキット専用車FXX Kを発表の画像
 
フェラーリがサーキット専用車FXX Kを発表の画像
 
フェラーリがサーキット専用車FXX Kを発表の画像
 
フェラーリがサーキット専用車FXX Kを発表の画像

■システム出力は1050ps

FXX Kは、フェラーリ初の市販ハイブリッドモデル「ラ・フェラーリ」をベースに開発されたサーキット専用車であり、車名の「K」は、エネルギー回生システムの「KERS」に由来している。

パワーユニットは6.3リッターV12エンジンと電動モーターの組み合わせで、エンジンについては新型のカムシャフトを採用したほか、バルブトレインを油圧式から機械式に変更。インテークマニホールドの設計を見直すとともに、その表面には研磨処理を行っている。また、エキゾーストシステムもサイレンサーの排除に合わせてモディファイしており、これらの改良により、エンジンの最高出力を従来の800psから860psに向上させた。一方、電動モーターの最高出力も190psに高めており、ユニット全体では最高出力1050ps、最大トルク91.8kgmを実現した。

また、このハイブリッドシステムは状況に応じてセッティングの選択が可能。用意されるセッティングは全4種類で、「Qualify」は限られた周回数で最大パフォーマンスを得るためのモード、「Long Run」はコンスタントに性能を発揮するモード、「Manual Boost」は即座に最大トルクを発生させるモード、「Fast Charge」はバッテリーを速やかに充電するモードとなっている。

エクステリアについても、各部にスポイラーやフィンを装備するなど、空力性能を向上させるためのモディファイを施しており、低ドラッグセッティングでは50%、高ダウンフォースセッティングでは30%ダウンフォースを改善。車速が200km/hの状態で540kgという数値を実現している。

タイヤはピレリ製のスリックタイヤで、縦方向、横方向、回転方向の加速度センサーと温度センサー、空気圧センサーを装備。これらのセンサーで得たタイヤや路面状況のデータは、トラクションコントロールシステムが最高の性能を発揮するために用いられるという。

また、このスリックタイヤに合わせて「E-Diff電子制御デファレンシャル」「F1-Tracトラクションコントロール」「レーシングSSC(サイド・スリップ・アングル・コントロール)」などの制御システムも最適化。ABSの作動モードは、ステアリングホイールに装備したマネッティーノの操作によって、5段階の中から選択可能となっている。

(webCG)
 

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。