環境と走りの両立を目指すBMW【東京モーターショー2011】

2011.12.02 自動車ニュース
「アクティブハイブリッド5」を最も目立つ最前列の角に展示。
環境と走りの両立を目指すBMW【東京モーターショー2011】

【東京モーターショー2011】環境と「駆けぬける歓び」の両立を目指すBMW

BMWジャパンは、第42回東京モーターショーにおいて、「5シリーズ」初のハイブリッド「アクティブハイブリッド5」を世界初公開するとともに、2012年春から日本への導入が開始されるディーゼルモデル「X5 xDrive 35d」をお披露目。さらに、BMWが新たに立ち上げた、EVとハイブリッドの新しい「i」ブランドの2台のコンセプトカー「i3」および「i8」をアジア地区で初めて公開するなど、日本での好調ぶりを反映する精力的な展示を行っていた。

イアン・ロバートソン氏は「アクティブハイブリッド5」が日本市場を強く意識したことをアピール。
イアン・ロバートソン氏は「アクティブハイブリッド5」が日本市場を強く意識したことをアピール。
Cピラー下に「アクティブハイブリッド5」のエンブレムが付く以外は、ガソリンエンジンの5シリーズと大きく変わらない。
Cピラー下に「アクティブハイブリッド5」のエンブレムが付く以外は、ガソリンエンジンの5シリーズと大きく変わらない。

■「5シリーズ」のハイブリッドを世界初披露

BMW AGセールス&マーケティング担当上級副社長のイアン・ロバートソン氏のスピーチで幕を開けたBMWのプレスカンファレンス。まずは、2011年の世界販売目標160万台の達成が現実味を帯びてきた、現状の好調な販売実績を報告。さらに、持続可能なモビリティーの実現と「駆けぬける歓び」を両立させるというBMWの基本姿勢を示したのち、いよいよ東京モーターショーの目玉となる世界初公開モデル「アクティブハイブリッド5」のアンベールを行った。

アクティブハイブリッド5は、「生産する車両の多くを日本で販売する」という言葉からわかるとおり、ハイブリッド大国の日本をかなり意識したモデルだ。実際、会場に展示されていた2台とも右ハンドル仕様だった。また今回、ロバートソン氏の口から、2012年春には生産が開始されることも明らかになった。

ロバートソン氏からスピーチを引き継いだBMW AG開発担当上級副社長クラウス・ドレーガー氏によって、3リッター直列6気筒ターボに電気モーターを組み合わせたパワートレイン、15.6km/リッターを誇る燃費性能、エンジンと電気モーターによるコンビネーション走行のほかに、60km/hまでであればモーターだけのEV走行が可能といった「アクティブハイブリッド5」の詳細が解説された。

ひな壇の中央は「アクティブハイブリッド5」ではなく、「i3」と「i8」のBMW iブランドの2台のコンセプトカーだ。
ひな壇の中央は「アクティブハイブリッド5」ではなく、「i3」と「i8」のBMW iブランドの2台のコンセプトカーだ。
イアン・ロバートソン氏(写真左)とクラウス・ドレーガー氏(写真右)、ふたりの上級副社長がスピーチを担当。
イアン・ロバートソン氏(写真左)とクラウス・ドレーガー氏(写真右)、ふたりの上級副社長がスピーチを担当。
日本に導入予定の「X5 xDrive 35d」はブルーパフォーマンスと呼ばれるユーロ6をクリアするクリーンディーゼル。
日本に導入予定の「X5 xDrive 35d」はブルーパフォーマンスと呼ばれるユーロ6をクリアするクリーンディーゼル。

■EVやディーゼルを積極的に投入

その後、欧米ではお披露目済みの「i3」「i8」の紹介の途中で、再びイアン・ロバートソン氏が登壇。BMW iブランドがお客さまのニーズに応えるべく立ち上げたブランドあることや、生産を行うドイツ工場では風力で発電されたエネルギーを積極的に用いることで持続可能なモビリティーの実現に、積極的に取り組むことなどを説明。

また、「iブランドの2台は新しいものをもたらすはずです。また、X5のディーゼルを皮切りに日本市場へのディーゼルの導入を加速させます」と、ハイブリッドだけでなく、EVやディーゼルも日本に積極的に導入していくことをアピールし、スピーチを閉めた。

(文と写真=新井一樹)

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