新型クロスオーバー、スズキSX4 Sクロス登場

2015.02.19 自動車ニュース
「スズキSX4 Sクロス」

新型クロスオーバー「スズキSX4 Sクロス」が登場

スズキは2015年2月19日、クロスオーバーモデル「SX4 S-CROSS(Sクロス)」を発表。販売を開始した。

 
 
 

■ボディーサイズをCセグメントクラスに拡大

SX4 Sクロスは、2012年9月のパリサロンに出品されたコンセプトモデル「SX4 S-Cross」をもとに開発された、Cセグメントのクロスオーバーモデルである。生産は2013年8月にハンガリーで、同年12月に中国でそれぞれ開始されており、日本ではハンガリーのマジャールスズキ社で生産されるものが輸入、販売される。

従来モデルの「SX4」がBセグメントとCセグメントの中間に位置するボディーサイズだったのに対し、SX4 SクロスはCセグメントクラスにサイズが拡大され、より広い乗車スペースとラゲッジルームが確保されている。

エンジンは1.6リッター直4 DOHCで、トランスミッションにはCVTを採用した。駆動方式はFFと4WDの2種類が用意されており、4WD車には状況に応じて4種類の走行モードを切り替えられる新システム「ALLGRIP」が採用されている。

ボディーカラーは「コズミックブラックパールメタリック」「ブーストブルーパールメタリック3」の2色に新色の「クリスタルライムメタリック」「クールホワイトパール」を加えた全4色。価格はFF車が204万1200円、4WD車が225万7200円となっている。

 
 
 
 

■より広くなった乗車スペースとラゲッジルーム

ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4300×1765×1575mm、ホイールベース=2600mm。SUVらしさを強調するため、エクステリアにはフェンダーアーチモール、シルバーのアンダーガーニッシュ、インテグレーテッドタイプのルーフレールなどを備えている。ヘッドランプはディスチャージ式で、ポジションランプに8個のLEDを採用。足元には、切削加工とブラック塗装を施した、17インチアルミホイールを装備している。

一方インテリアでは、インストゥルメントパネルに横基調のデザインを用いることでワイド感を表現。適切な運転姿勢が取れるよう、ステアリングにはチルトおよびテレスコピック調整機構を、運転席にはシートリフターを備えている。

また、ボディーのサイズアップに伴い車内空間も拡大しており、室内長は1995mm(従来モデルより+20mm)、室内高は1250(同+15mm)、前後席乗員間距離は814mm(同+44mm)を実現。ラゲッジルームについても、従来モデルより167リッター広い420リッター(フロアボードを外すと430リッター)の容量を確保している。機能性も考慮しており、ラゲッジルームには床面の高さを2段階に調整できるフロアボードを採用。積載性を改善するため、テールゲート開口部の最低地上高は従来モデルより60mm低い695mmに抑えている。リアシートは6:4の分割可倒式で、1段階のリクライニング調整機構が備わる。

装備については、クルーズコントロールや左右独立温度調整機能付きフルオートエアコンを標準で採用。4WD車はリアヒーターダクトや運転席・助手席シートヒーターも備えている。

 
 
 

■4つの走行モードを選べる新開発の4WDシステムを採用

日本仕様のパワーユニットは「M16A」型の1.6リッター直4 DOHCで、117ps/6000rpmの最高出力と、15.4/4400rpmの最大トルクを発生する。副変速機が付くCVTには7段のマニュアルモードが採用されており、ステアリングホイールにはシフトパドルが装備わる。

また、駆動系においては新開発の4WDシステム「ALLGRIP」が採用されている。このシステムは電子制御4WDと4種類の走行モード切り替え機能、および車両運転協調制御機能を組み合わせたもの。アクセルセンサーや操舵(そうだ)角センサー、車速センサーなどの情報を通して車両の状態を監視し、横滑りなどの車両の挙動変化、もしくは車両の姿勢が不安定になる予兆を感知すると、前後軸間のトルク配分や操舵アシストトルクを制御し、車両の挙動を安定化させるという。走行モードには「AUTO」「SNOW」「SPORT」「LOCK」の4種類を用意しており、ドライバーは状況に応じて最適なモードを選ぶことができる。

燃費については、パワーユニットの高効率化や低フリクション化、車両重量の軽量化(従来モデル比-50kg、FF車同士の比較)などによって改善をはかっており、FF車で18.2km/リッター、4WD車で17.2km/リッターを実現している(JC08モード)。

(webCG)

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