第12回:今年もクルマを楽しんでくださいね!
インポーターに聞きました~ルノー編~

2015.03.17 特集
JAIA輸入車試乗会の会場に並ぶ、ルノーの最新モデル。
JAIA輸入車試乗会の会場に並ぶ、ルノーの最新モデル。

絶好調の「ルーテシア」がけん引し、過去最高の販売台数を記録した2014年のルノー。気になるあの新型車の導入時期は? アルピーヌの復活計画はどうなっているの? そんなルノーの気になる動向をリポートする。

2014年の好調をけん引したというハッチバック車の「ルーテシア」。写真はサンルーフ付きの限定モデル「クレール」。
2014年の好調をけん引したというハッチバック車の「ルーテシア」。写真はサンルーフ付きの限定モデル「クレール」。
トールワゴンの「カングー」。現行モデルの日本導入は2009年のことだが、今も好調を維持している。
トールワゴンの「カングー」。現行モデルの日本導入は2009年のことだが、今も好調を維持している。
「メガーヌ ルノースポール」にさらなるチューニングを加えた「トロフィー」シリーズは、2015年2月に販売が開始された。
「メガーヌ ルノースポール」にさらなるチューニングを加えた「トロフィー」シリーズは、2015年2月に販売が開始された。
ルノーは、スポーツモデルではない普通のクルマにも積極的にマニュアルトランスミッションを設定している。現在では「ルーテシア」「カングー」「メガーヌ」の3車種で、MT車を選べる。
ルノーは、スポーツモデルではない普通のクルマにも積極的にマニュアルトランスミッションを設定している。現在では「ルーテシア」「カングー」「メガーヌ」の3車種で、MT車を選べる。
2014年のジュネーブショーで発表された新型「トゥインゴ」。個性的なデザインやRRの駆動方式などにより、注目を集めている。
2014年のジュネーブショーで発表された新型「トゥインゴ」。個性的なデザインやRRの駆動方式などにより、注目を集めている。
フランスのクラシックカーイベント「レトロモビル」の会場に展示された「アルピーヌ・ビジョン グランツーリスモ」。ゲームソフト『グランツーリスモ6』に登場する仮想レーシングカーを、実車化したものだ。
フランスのクラシックカーイベント「レトロモビル」の会場に展示された「アルピーヌ・ビジョン グランツーリスモ」。ゲームソフト『グランツーリスモ6』に登場する仮想レーシングカーを、実車化したものだ。
今回お話をうかがったルノー・ジャポンの佐藤 渉さん。
今回お話をうかがったルノー・ジャポンの佐藤 渉さん。

ブランドの浸透に手応え

――昨年(2014年1~12月)の日本市場における販売状況はいかがでしたか?

年間販売台数は4662台、前年比123.6%を達成しました。これはルノー・ジャポンが発足して以来、最高の数字です。販売に関しては非常によい一年だったといえるでしょう。

――好調をけん引したものとしては、どのようなモデルが挙げられますか?

2013年9月に発売した「ルーテシア」ですね。高性能バージョンの「ルノースポール(R.S.)」や新グレードの「GT」など、すべてのモデルを含めると、販売台数の半分強をルーテシアが占めるまでになりました。ほかの車種も販売が落ちているというわけではなく、「カングー」などは若干とはいえ台数を伸ばしているくらいなのですが、ルーテシアの勢いがそれを上回ったという感じです。

――R.S.シリーズについてはいかがですか?

やはり注目度が高いですね。特にF1日本グランプリに合わせて発表した「メガーヌ」の「トロフィー」シリーズについては、あれからずっと問い合わせが続いている状態です。

スポーツモデルを出した時の反響などを見ると、ここ最近はルノーのスポーツイメージが強まっている印象を受けます。やはりF1での活動の影響が大きいのかもしれません。
またR.S.については、本格的なスポーツカーや他メーカーの輸入車からの乗り換えが多く、そういった方から「ルノーのまじめなクルマ作りに共感した」という評価をいただくこともあります。

――現在のルノーはどういったお客さまが多いのでしょうか?

細かい統計はとっていないのですが、全体を見ると約8割が他のメーカーからの乗り換えで、さらにその半分は国産車からという構成です。例えば「スポーツカーを探していてルノースポールに興味を持った」とか「普通に乗れるMT車を検討していたのだけど、ルーテシアしかなかった」など、最近は熱心なファンだけではなく、欲しいクルマを探していたらルノーに行きついた、というお客さまが増えているようです。

――今年導入を予定している車種、注目の車種にはどのようなものがありますか?

新型「トゥインゴ」のお話ですか?(笑) 恐縮ですが、恐らく2015年中は無理で、年明けのどこかのタイミングで……ということになりそうです。今年はニューモデルの登場やフルモデルチェンジなどはないかもしれませんが、限定車や新グレードの投入を通して、常に存在感をアピールしていきたいと考えております。

また、スポーツカーブランドのアルピーヌについても、2016年の復活に向けて準備を進めていますので、ぜひご期待ください。

――全国の『webCG』読者に一言お願いします!

魅力的なクルマの導入はもちろん、イベントごとについても引き続き頑張っていきたいと思います。特に「カングージャンボリー」は、垣根なしに幅広いオーナーの方に集まっていただける、とてもいいイベントになりました。私どもとしても、ぜひ、あのオープンで楽しい雰囲気を大事にしていきたいと考えております。

今年も楽しいクルマを投入していきますし、楽しいこともたくさんやっていこうと思っています。みなさん、楽しんでくださいね!

(インタビューとまとめ=webCG 堀田剛資/写真=峰 昌宏、ルノー・ジャポン、webCG)

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