「水野和敏的視点」 vol.102 アルファ・ロメオ4C(前編)

2015.05.29 mobileCG

「水野和敏的視点」 vol.102 アルファ・ロメオ4C(前編)

R35型「日産GT-R」の生みの親、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏。そんな氏が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす『mobileCG』の特集「水野和敏的視点」。今回はアルファ・ロメオのミドシップスポーツカー「4C」に試乗する。


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アルファ・ロメオ4C
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=3990×1870×1185mm/ホイールベース:2380mm/車重:1100kg(カタログ値) 1050kg(車検証記載値)/駆動方式:MR/エンジン:1.7リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6段AT/最高出力:240ps/6000rpm/最大トルク:35.7kgm/2100-4000rpm/タイヤ:(前)205/45R17 (後)235/40R18/価格:806万7600円
アルファ・ロメオ4C
    ボディーサイズ:全長×全幅×全高=3990×1870×1185mm/ホイールベース:2380mm/車重:1100kg(カタログ値) 1050kg(車検証記載値)/駆動方式:MR/エンジン:1.7リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6段AT/最高出力:240ps/6000rpm/最大トルク:35.7kgm/2100-4000rpm/タイヤ:(前)205/45R17 (後)235/40R18/価格:806万7600円

■イタリアンミドシップの王道

今回はアルファ・ロメオの小型ミドシップスポーツカー「4C」をテストします。
車名の4Cとは「4 Cilindri(クワトロ・チリンドリ)」を略したもので、イタリア語で「4気筒」を意味しています。「8Cコンペティツィオーネ」ともども、戦前・戦後のアルファ・ロメオを思わせるクラシカルなネーミングですね。
ちなみに、このクルマに搭載される直列4気筒ターボエンジンの排気量は1750cc(厳密には1742cc)なんですが、この一見半端な数字も、戦前の名スポーツカーである「6C 1750」に由来します。

そんなエンスージアスティックな要素を持ったクルマがアルファ・ロメオ4Cなのですが、そのスタイリングはというと、これはもう「イタリアン!」と叫ぶしかないですね!
あの「アルファ・ロメオ・ティーポ33/2ストラダーレ」からインスピレーションを得たというスタイリングは、1960年代後半から70年代初頭に至るイタリアン・ミドシップスポーツカーの王道と言いたくなるようなものです。

リアタイヤの前を大きく膨らませて、ルーフをファストバックスタイルで大きく寝かせた4Cのフォルムは、一目でこのクルマがミドシップレイアウトのスポーツカーだとわかるものです。本当にクラシックで、見た瞬間に70年代初頭にタイムスリップしてしまいますが、70年代初頭を知らない若い世代の人たちの目には、逆に「新鮮」な感じに映るかもしれません。

それではキャビン背後のガラスフードを上げて、まずはエンジンルームから観察していきましょう。最近のミドシップスポーツカーを見慣れた目には、エンジンの搭載位置が高く見えるかもしれませんね。もともとFF用の横置きパワーユニットを流用しています。(つづく)

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(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=藤井元輔/取材協力=ガレーヂ伊太利屋)

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