スズキが2気筒ディーゼルターボエンジンを開発

2015.06.04 自動車ニュース
スズキが自社開発した「E08A型ディーゼルエンジン」。
スズキが自社開発した「E08A型ディーゼルエンジン」。

スズキが2気筒ディーゼルターボエンジンを開発

スズキは2015年6月3日、小型車向けの0.8リッター直列2気筒ディーゼルエンジンを開発したと発表した。今後は、インド子会社のマルチ・スズキ・インディア社が生産・販売する「セレリオ」に搭載し、インド市場に投入するとしている。

「スズキ・セレリオ」
「スズキ・セレリオ」

スズキは現在、ライセンス生産や他メーカーからの供給によって1.3~2リッタークラスのディーゼルエンジンを調達し、主に海外向けのモデルに搭載している。これに対し、今回の「E08A型ディーゼルエンジン」は、インド市場での需要に対応するためスズキが自社開発したものである(関連記事「スズキがこれからのパワーユニット戦略を発表」)。

シリンダーブロックはアルミニウム製で、コンパクトな2気筒エンジンに適した小型の燃料供給システムとターボチャージャーを採用。低圧縮比化と大型インタークーラーの搭載により、低回転域で高トルクを発生するエンジン特性と優れた燃費性能を両立しているという。またフライホイールの最適化により、2気筒ディーゼルエンジン特有の低周波振動の軽減を図っている。

セレリオへの搭載にあたっては、エンジンの取り付け方法や車体剛性の最適化、吸音材の追加などを行い、エンジンから伝わる低周波振動や燃焼音を軽減。搭載車の燃費性能は27.62km/リッターとなっている(現地の計測法による)。

主要諸元
エンジン形式:0.8リッター直2 DOHC 8バルブ ディーゼル ターボ
排気量:793cc
ボア×ストローク:77.0×85.1mm
圧縮比:15.1
最高出力:48ps(35kW)/3500rpm
最大トルク:12.8kgm(125Nm)/2000rpm

(webCG)
 

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