「水野和敏的視点」 vol.105 トヨタ・ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジ(後編)

2015.06.19 mobileCG

「水野和敏的視点」 vol.105 トヨタ・ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジ(後編)

R35型「日産GT-R」の生みの親、育ての親であるだけでなく、レース界での活躍やセダンの進化への貢献など、自動車の世界で数々の成果を上げてきた水野和敏氏。そんな氏が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす『mobileCG』の特集「水野和敏的視点」。前回に続き、今回も「トヨタ・ヴェルファイア」のハイブリッドモデルを取り上げ、日本が誇る高級ミニバンの世界を堪能する。


「水野和敏的視点」 vol.105 トヨタ・ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジ(後編)の画像

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トヨタ・ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジ
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4930×1850×1950mm/ホイールベース:3000mm/車重:2240kg/駆動方式:4WD/エンジン:2.5リッター直4 DOHC 16バルブ/モーター:交流同期電動機/トランスミッション:CVT/エンジン最高出力:152ps/5700rpm/エンジン最大トルク:21.0kgm/4400-4800rpm/フロントモーター最高出力:143ps/フロントモーター最大トルク:27.5kgm/リアモーター最高出力:68ps/リアモーター最大トルク:14.2kgm/タイヤ:(前)225/60R17 (後)225/60R17/車両本体価格:703万6691円
トヨタ・ヴェルファイア ハイブリッド エグゼクティブラウンジ
    ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4930×1850×1950mm/ホイールベース:3000mm/車重:2240kg/駆動方式:4WD/エンジン:2.5リッター直4 DOHC 16バルブ/モーター:交流同期電動機/トランスミッション:CVT/エンジン最高出力:152ps/5700rpm/エンジン最大トルク:21.0kgm/4400-4800rpm/フロントモーター最高出力:143ps/フロントモーター最大トルク:27.5kgm/リアモーター最高出力:68ps/リアモーター最大トルク:14.2kgm/タイヤ:(前)225/60R17 (後)225/60R17/車両本体価格:703万6691円

■これも日本のお家芸

それではいざ、ヴェルファイア ハイブリッドの7人乗り豪華仕様・エグゼクティブラウンジで試乗のコースに出てみましょう。このクルマを運転すると、ハイブリッドシステムが単に燃費向上だけを目的として使われているのではないことがわかります。

全長が5mに達しようかという大柄なミニバンが、モーターの太いトルクで静かに走りだし、そしてあるところでガソリンエンジンが始動して、パワーを上乗せしてきます。そこには、ガソリンエンジンだけでは作れない上質さというものが感じられます。ハイブリッドシステムが、クルマのクラス感を変えているんです。

運転していて、まず痛感させられるのは、「こんなにすごいクルマは日本にしかない!」ということです。ユーザーの嗜好(しこう)を見極めて、「豪華ミニバン」というコンセプトに割り切り、そしてスムーズなハイブリッドシステムで走らせる――。ヨーロッパにもアメリカにもこんなクルマはないし、おそらく作れないでしょう。

欧州のミニバンの多くが「実用志向のピープルムーバー」に徹しているのに対し、ヴェルファイアのエグゼクティブラウンジ仕様は、室内空間を見事に「ラグジュアリー」に変えてしまっています。こんなことができるのは、おもてなしという価値観を持つ日本の自動車メーカーだけではないでしょうか。(つづく)

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(語り=水野和敏/まとめ=青木禎之<Office Henschel>/写真=藤井元輔)

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