第302回:アルファ・ロメオ復興なるか!?
~新生「ジュリア」発表会の会場から(後編)

2015.07.06 エッセイ

アルファ・ロメオの新生「ジュリア」が、いよいよその姿を現した。日本市場への導入も予定されているこのセダンは、いったいどんなクルマなのだろうか? 前編に続き、イタリアはミラノの発表会で得られた情報をお届けする。

「アルファ・ロメオ・ジュリア」。イタリア現地時間で、2015年6月24日に披露された。
「アルファ・ロメオ・ジュリア」。イタリア現地時間で、2015年6月24日に披露された。
プレゼンテーションのワンシーン。写真は、パワートレインの構造やトルクベクタリング機構について説明しているところ。
プレゼンテーションのワンシーン。写真は、パワートレインの構造やトルクベクタリング機構について説明しているところ。
車体の軽量化が図られた新生「ジュリア」には、アルミ材や炭素繊維が多用されている。50:50の前後重量配分も、こだわりのポイント。
車体の軽量化が図られた新生「ジュリア」には、アルミ材や炭素繊維が多用されている。50:50の前後重量配分も、こだわりのポイント。
「ジュリア」のトップグレード「クアドリフォリオ」のリアビュー。
「ジュリア」のトップグレード「クアドリフォリオ」のリアビュー。

ドイツのライバルもたじたじ!?

前編からのつづき
メタリックレッドのジュリアは、最上級グレードなのだろう、見るからに大きなタイヤ&ホイール、控えめだが主張のあるエアロパーツ、そして左右2本ずつ計4本出しのマフラーを備えている。

会場内で明かされた最上級グレード「クアドリフォリオ」のスペックはごく一部だったが、そのスタイリングを目の当たりにし、“中身”の話を聞けば、自然と心も騒ぎだす。

ジュリアは、FRもしくは4WDの、欧州Dセグメントに相当するサルーンだ。前後重量配分は50:50で、心臓部はフェラーリのテクノロジーを詰め込んだオールアルミ製直噴V6ターボ。最高出力510hpで、パワー・ウェイト・レシオはなんと2.99。0-100km/h加速は4秒を切る3.9秒を実現というから、半端じゃない。トランスミッションは、写真を見る限り、2ペダル式DCTのほかに3ペダル式マニュアルも用意。ライバルはずばり、「BMW M3」「メルセデスAMG C63」、そして「アウディRS 4」。

現在、セグメントトップの性能をうたう新型C63の数値は、パワー・ウェイト・レシオが3.4で0-100km/h加速が4.0秒だから、いかにジュリア クアドリフォリオの走りが過激か、想像することはたやすいはず。もちろん、その走りそのものへの期待も、大いに……!

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