トヨタ、「プリウスPHV」を発表

2011.11.29 自動車ニュース
「プリウスPHV」
トヨタ、「プリウスPHV」を発表

トヨタ、「プリウス プラグインハイブリッド」を発表

トヨタ自動車は2011年11月29日、「プリウス プラグインハイブリッド」を発表した。2012年1月30日に発売する。価格は320万円から。

荷室フロア下に搭載されるリチウムイオンバッテリーの容量は4.4kWh。従来型「プリウスPHV」のものと比べて、体積は57%減の87リッター、重量は80kg減の80kgと、大幅に軽量コンパクト化されている。
荷室フロア下に搭載されるリチウムイオンバッテリーの容量は4.4kWh。従来型「プリウスPHV」のものと比べて、体積は57%減の87リッター、重量は80kg減の80kgと、大幅に軽量コンパクト化されている。
 
トヨタ、「プリウスPHV」を発表の画像
EV走行比率画面
EV走行比率画面

「プリウス プラグインハイブリッド(PHV)」は、「プリウス」よりも高容量の走行用バッテリーを搭載してモーター単独による走行距離を拡大し、家庭用電源などからの充電を可能としたモデル。電気自動車(EV)走行に必要な電力を使い切ると自動的にハイブリッド車(HV)に切り替わるため、バッテリー切れを心配することなく走行できるのが特徴だ。

量産版は新開発の高容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、プラグインハイブリッド燃費(複合燃料消費率)で61.0km/リッター、ハイブリッド燃費で31.6km/リッター(JC08モード)と発表されている。一方、充電電力を使用したEV走行可能距離は26.4kmをうたっている(数値はいずれも「G」および「S」グレードのもの)。量産版では小型のバッテリーパックを採用することによって荷室が拡大しており、リース限定車では403リッターだった容量がプリウスと同等の443リッターとなる。

充電は車体後部の右側にある「充電リッド」を通じて行う。AC200V電源だと満充電までに約90分、AC100Vでは約180分かかる。電力だけで走行するEVよりバッテリー容量が少ないために、短時間での満充電が可能とうたわれている。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4480×1745×1490mmで、ホイールベースが2700mmとプリウスと同じ。エクステリアでは、ブルーのアクセントが加えられたヘッドランプ、フロントまわりのクロムモール、シルバーのドアノブなどがPHV専用の加飾となる。リアコンビネーションランプもクリアレンズを採用した専用品となる。

発売は2012年1月30日を予定。プリウス同様、全トヨタ販売店(トヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店)を通じて販売される。月販目標は3000台。価格は次のとおり。

「パワーモード」「エコドライブモード」「EV/HVモード切替え」という3つのモードスイッチが用意される。
「パワーモード」「エコドライブモード」「EV/HVモード切替え」という3つのモードスイッチが用意される。
側面右後ろに「充電リッド」が用意される。夜間の作業を考慮し、LED照明が付く。
側面右後ろに「充電リッド」が用意される。夜間の作業を考慮し、LED照明が付く。
 
トヨタ、「プリウスPHV」を発表の画像

・プリウスPHV S 320万円
・プリウスPHV G 340万円
・プリウスPHV G “レザーパッケージ” 420万円

(webCG 竹下)

関連記事
  • トヨタ・プリウスPHV S“ナビパッケージ”(FF/CVT)【試乗記】 2017.4.21 試乗記 “恋する充電プリウス~♪”で知られる「プリウスPHV」がフルモデルチェンジして登場。EVとしての基本性能に磨きをかけつつ、素の「プリウス」よりも男前になった2代目の魅力に迫る。充電コストなど、最適な使用環境についても考えた。
  • トヨタ・プリウスPHV S“ナビパッケージ”/日産ノートe-POWER メダリスト【試乗記(前編)】 2017.5.11 試乗記 外部から充電できるハイブリッド車「トヨタ・プリウスPHV」と、エンジンで発電した電力を使って走る「日産ノートe-POWER」。今が旬のエコカー2台をさまざまな道で乗り比べ、運転感覚や使い勝手の違いを詳しくリポートする。
  • ホンダがマイナーチェンジ版「フィット」の情報を先行公開 2017.5.11 自動車ニュース 本田技研工業は2017年5月11日、同年6月下旬にマイナーチェンジを予定しているコンパクトカー「フィット」に関する情報を、ホームページで先行公開した。先進安全運転支援システムを採用したほか、エクステリアがよりスポーティーにリフレッシュされる。
  • トヨタが新型「カムリ」日本仕様の内外装を初公開 2017.5.19 自動車ニュース トヨタ自動車は、新型「カムリ」の日本仕様の内外装を、オフィシャルウェブサイト上で公開した。2017年1月の北米国際自動車ショーで、米国仕様が世界初公開されており、日本市場には同年夏ごろの投入が予定されている。
  • ポルシェ911 GT3(RR/7AT)/911 GT3(RR/6MT)【海外試乗記】 2017.5.22 試乗記 ピュアなレーシングカーである「ポルシェ911 GT3カップ」譲りの4リッター水平対向6気筒エンジンを得て、一段とサーキットに近い成り立ちとなった新型「911 GT3」。その実力を南スペインで試した。
  • アウディA5クーペ2.0 TFSIクワトロ スポーツ(7AT/4WD)【試乗記】 2017.5.24 試乗記 流麗なスタイルが自慢の「アウディA5クーペ」が、9年ぶりにフルモデルチェンジ。新型はどんなクルマに仕上がったのか、2リッターの4WDモデル「2.0 TFSIクワトロ スポーツ」に試乗して確かめた。
  • ベントレー・フライングスパーW12 S(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.23 試乗記 「ベントレー・フライングスパー」に、最高速度325km/hの「W12 S」が登場! ベースモデルに上乗せされた10psと20Nmに、230万円のエクストラに見合う価値はある? ややコワモテの試乗車と対した筆者は、見て驚き、乗って驚き、走らせてまた驚いた。
  • アバルト595(FF/5AT)【試乗記】 2017.5.19 試乗記 FCAが擁する高性能スポーツブランド「アバルト」のラインナップにおいて、最もベーシックなモデルとなるのが「595」である。刺激的な走りと門戸の広さを併せ持つAT仕様に試乗し、“さそり印”のスポーツカーに受け継がれる伝統に思いをはせた。
  • アウディQ2ファーストエディション(FF/7AT)【試乗記】 2017.5.18 試乗記 アウディのSUVファミリーである「Qシリーズ」に、最もコンパクトな「Q2」が登場。「今後の販売の柱」と位置づけられるニューモデルの実力を、装備充実の1.4リッターモデルで確かめた。
  • フォルクスワーゲンhigh up!(FF/5AT)【試乗記】 2017.5.17 試乗記 「フォルクスワーゲンup!」が初のマイナーチェンジ。内外装ともにリフレッシュされた、“末っ子”の使い勝手をテストした。走らせて一番快適だったのは、小さなボディーとは結びつかない意外な場所だった。 
ホームへ戻る