第7回:エコランでV40 D4の燃費を確かめる

驚きの経済性 2015.08.10 特集 すぐれた燃費性能がうたわれる、ボルボのクリーンディーゼル搭載車。では、実際に満タン・無給油で、どれだけの距離を走れるのか? “ミスター・テスター”笹目二朗が、「V40 D4 SE」でテストした。

無給油でどこまで走れるか?

ボルボに待望のディーゼルエンジン登場。エコ志向のユーザーはもとより、ディーラーやセールスマンも嘱望していた仕様が国内で発表された。

新設計エンジンともなれば静かで滑らか、排ガスもきれいで低燃費であることは言うまでもなかろう。でも本当のところは、実際に乗ってみなければわからない。「ディーゼルといえば燃費」と短絡してしまうのもちょっと悲しいが、満タンでどこまで走れるか? 燃費テストの常道とはいえ、とにかく走りながら観察していこう。

東名高速を一路西へ。テスト車はV40 D4 SEだ。概算で、いまどきのディーゼルエンジンならばリッター20kmは走るだろう。燃料タンクの容量は62リッターだから、多少の余裕をみて1200kmか……。一気に走っても夕方には給油しなければならないだろうから、1時間の移動距離を80kmとして逆算、東京都内を朝5時に出発すれば15時間後には九州に入れるだろう。ガソリンスタンドの営業時間内に給油可能と見積もる。

作戦というほどのものではないが、都市部通過の渋滞などに巻き込まれないですむルートは……と考え、東名は“第二”を選択、豊田から湾岸に抜けて新名神へと進む。ここでまさかの事故渋滞。鈴鹿あたりで15km/50分の表示。取りあえず四日市で降りて、東名阪へ移る。

このあたりは、同行のKカメラマンが鈴鹿サーキットへと通い慣れた道なので、問題はない。車載ドライブコンピューター(ドラコン)上の燃費は20km/リッターにまで落ちたが、山陽道の福山サービスエリアまでには23km/リッターに回復。15時になってしまったが、ここで遅い昼食とする。平均速度は87km/hにまで上がっている。

2015年7月23日、「ボルボV40」のラインナップに追加された、クリーンディーゼルモデル「V40 D4 SE」。そのエンジン(写真)は、衝突時の歩行者保護のためにソフトなエンジンカバーで覆われている。
2015年7月23日、「ボルボV40」のラインナップに追加された、クリーンディーゼルモデル「V40 D4 SE」。そのエンジン(写真)は、衝突時の歩行者保護のためにソフトなエンジンカバーで覆われている。
リアに添えられる「D4」エンブレム。
リアに添えられる「D4」エンブレム。
ガソリン車の「ボルボV40」にも幾度となく試乗してきた著者。今回は、ディーゼル車を駆り、主にその燃費性能をテストした。
ガソリン車の「ボルボV40」にも幾度となく試乗してきた著者。今回は、ディーゼル車を駆り、主にその燃費性能をテストした。
効率のよい運転をするには? センターコンソールのモニター上で、そのノウハウを確認できる。
効率のよい運転をするには? センターコンソールのモニター上で、そのノウハウを確認できる。
今回の試乗は、ドライバーである筆者とカメラマンの2人乗車で行った。後席を使わない場合、そのヘッドレストはドライバーの視界確保のために折りたたむことができる。(写真をクリックするとシートアレンジが見られます)
今回の試乗は、ドライバーである筆者とカメラマンの2人乗車で行った。後席を使わない場合、そのヘッドレストはドライバーの視界確保のために折りたたむことができる。(写真をクリックするとシートアレンジが見られます)

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