三重県総合博物館でF1がテーマの企画展開催

2015.09.06 自動車ニュース
プレイベント会場の様子。
プレイベント会場の様子。

三重県総合博物館でF1がテーマの企画展開催

三重県総合博物館「MieMu(みえむ)」は2015年9月19日から第8回企画展「SUZUKA 夢と挑戦のステージ~ホンダのF1と鈴鹿サーキット~」を開催する。それを記念して、9月4日、東京・日本橋にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」において、プレス向けのプレイベントが行われた。

「ホンダRA272」
「ホンダRA272」
「マクラーレン・ホンダMP4-30」
「マクラーレン・ホンダMP4-30」

■モータースポーツ史に名を残すF1マシンを展示

「SUZUKA 夢と挑戦のステージ~ホンダのF1と鈴鹿サーキット~」は三重県津市にある三重県総合博物館の3階展示室で、2015年9月19日(土)から同年11月15日(日)まで開催される。

同企画展では、ホンダが初めて開発したF1マシン「RA270」(解体され現存しない)の鈴鹿サーキットでのテスト風景を収録した貴重な映像と、同車のステアリングホイールのほか、「RA271」のエンジンや1965年のメキシコグランプリでホンダに初優勝をもたらした「RA272」、さらに「ウィリアムズ・ホンダFW11」「マクラーレン・ホンダMP4/5B」といった、モータースポーツの歴史に残る名車の数々が展示される。

また、9月29日から10月4日までの期間限定で、今シーズンのF1参戦マシンである「マクラーレン・ホンダMP4-30」の展示専用車両の公開も予定されている。

期間中は学芸員によるギャラリートークやクルマをテーマにしたワークショップのほか、9月21日(月・祝)にはレーシングドライバーの佐藤琢磨氏によるトークショーも開催される。

「ホンダR272」にまつわる思い出を語る森脇基恭氏。
「ホンダR272」にまつわる思い出を語る森脇基恭氏。
取材陣にあいさつする、三重県総合博物館の松井一明副館長。
取材陣にあいさつする、三重県総合博物館の松井一明副館長。
企画展の展示内容を解説する、瀧川和也学芸員。
企画展の展示内容を解説する、瀧川和也学芸員。

■森脇基恭氏がF1の魅力に目覚めるきっかけとなったマシンも

9月4日に開催されたプレイベントには、レーシングカーデザイナーでテレビのF1解説者としてもおなじみの森脇基恭氏がゲストとして登場し、トークセッションが行われた。

森脇氏は「(展示されるRA272は)私が飛行機屋からクルマ屋になるきっかけとなったマシン。飛行機をあきらめてホンダに入ってF1を作ろうと思ったクルマだ」と展示車両の思い出を語った。

また、三重県総合博物館の松井一明副館長は「鈴鹿サーキットでのF1グランプリ開催に合わせ、この展示を企画した。ファン以外の人にも楽しんでもらえる内容になっているので家族連れで来館してほしい」とあいさつした。

国内ではあまり例のない、公立の展示施設によるモータースポーツをテーマにした企画展の開催について、同館の瀧川和也学芸員は「このような企画展は、他府県(の博物館)ではなく、鈴鹿サーキットを擁する三重県の博物館がやらなければという強い思いがあった。ホンダが一度に6台ものF1マシンを展示用に貸し出すのは初めてと聞いているので、多くの方に訪れてほしい」と語った。

(文と写真=工藤考浩)
 

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