新型ジャガーXF、ディーゼル含む7モデルを展開

2015.09.25 自動車ニュース
新型「ジャガーXF」。写真は、最もスポーティーなモデルとされる「XF S」。
新型「ジャガーXF」。写真は、最もスポーティーなモデルとされる「XF S」。

新型「ジャガーXF」、ディーゼル含む全7モデルを展開

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2015年9月25日、2代目となる新型「ジャガーXF」を日本国内で披露するとともに、受注を開始した。

新型の全長は、先代モデルとほぼ変わらないものの、ホイールベースは50mm延長されている。
新型の全長は、先代モデルとほぼ変わらないものの、ホイールベースは50mm延長されている。
インテリアの様子。写真は欧州仕様車のもの。
インテリアの様子。写真は欧州仕様車のもの。
メーターパネルは、全体が12.3インチの液晶モニターになっている。
メーターパネルは、全体が12.3インチの液晶モニターになっている。

■よりスポーティーかつ快適に

XFは、日本で2008年5月から販売されている、ジャガーのミドルクラスサルーン。今回、2015年4月にニューヨーク国際オートショーでデビューした新型が、日本国内で初公開された。

エクステリアにおいては、“ひと目でジャガーとわかるデザイン要素”を継承しながらも、ジャガー初となる「アダプティブフルLEDヘッドライト」を採用。同ブランドのピュアスポーツカー「Fタイプ」を思わせる、ボンネットのパワーバルジやリアコンビランプも特徴となっている。
フロントオーバーハングを切り詰め、ダイナミックかつクーペのようなデザインを強調しつつ、フロントバンパーに開口部を設けることで、空力性能も向上させたという(Cd値:0.26)。

ボディーサイズ(カッコ内は先代モデルとの差)は、全長×全幅×全高=4965(-10)×1880(+5)×1455(-5)mmで、先代モデルと大きくは変わらない。一方、ホイールベースは先代比で+50mmとなる2960mmを確保。これにより、後部座席のレッグルームを15mm、ニールームを24mm、ヘッドルームを27mm拡大し、広々とした室内空間を確保した。

「スタイリッシュかつラグジュアリーなデザインを取り入れた」とアピールされるインテリアは、10.2インチ静電式タッチスクリーン付きのインフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」や、カーナビ画面も映し出せる12.3インチの液晶モニターを使った計器盤なども見どころとなっている。

最高出力380psを発生する、「XF S」の3リッターV6スーパーチャージャー付きエンジン。
最高出力380psを発生する、「XF S」の3リッターV6スーパーチャージャー付きエンジン。

スケルトンボディーのイメージ。先代モデル比で-190kgという大幅な軽量化は、新型「XF」の大きなトピックだ。


	スケルトンボディーのイメージ。先代モデル比で-190kgという大幅な軽量化は、新型「XF」の大きなトピックだ。
リアビュー。ピュアスポーツカー「Fタイプ」のものに似たリアコンビランプが目を引く。
リアビュー。ピュアスポーツカー「Fタイプ」のものに似たリアコンビランプが目を引く。
ホイールベースの延長により、後席(写真)の居住空間は、先代よりも拡大された。
ホイールベースの延長により、後席(写真)の居住空間は、先代よりも拡大された。
発表会には、ジャガーのブランドアンバサダーを務めるプロテニスプレーヤー、錦織 圭選手も登場。新型「XF」を前に、「軽快な走りができそうなクルマですね。実際に乗ってみたいです」などと感想を述べた。
発表会には、ジャガーのブランドアンバサダーを務めるプロテニスプレーヤー、錦織 圭選手も登場。新型「XF」を前に、「軽快な走りができそうなクルマですね。実際に乗ってみたいです」などと感想を述べた。

■機能的な装備も満載

パワーユニットは、ガソリンエンジンが、2リッター直4ターボ(最高出力:240ps/5500rpm、最大トルク:34.7kgm/1750rpm)と3リッターV6スーパーチャージャー付き(340ps/6500rpm、45.9kgm/3500rpm)、さらに、最高出力の異なる3リッターV6スーパーチャージャー付き(380ps/6500rpm、45.9kgm/3500rpm)を加えた3種類。
このほかに、「INGENIUM(インジニウム)」と名付けられた2リッター直4ディーゼルターボ(180ps/4000rpm、43.8kgm/1750-2500rpm)もラインナップされる。
全車、組み合わされるトランスミッションは8段ATで、駆動方式はFRとなる。

この新型XFには、よりコンパクトな「XE」と同様に、ボディーの75%にアルミニウムを使用した軽量なモノコック構造が採用されている。これにより、先代のXF比で最大190kgの軽量化を実現しつつ、ねじり剛性は最大で28%アップ。ダブルウィッシュボーン式のフロントサスペンションやインテグラルリンク式リアサスペンションと相まって、快適な乗り心地と優れたハンドリングをもたらすという。
コーナリング時のアンダーステアをおさえる、「トルクベクタリング・バイ・ブレーキング」もセリングポイントのひとつである。

そのほか、運転をサポートする機能として、衝突を回避あるいは被害を軽減する「自動緊急ブレーキ(AEB)」や、氷上など滑りやすい路面でも一定速度(3.6km/h~30km/h)での走行を可能とする「オール・サーフェイス・プログレス・コントロール(ASPC)」、前走車との車間距離を自動的に維持しながら走行できる「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」なども標準で与えられる。

ボディーカラーは、「ポラリスホワイト」「エボニーブラック」「アンモナイト」をはじめとする全17種類が用意される。
新型XFのラインナップと価格は、以下の通り。

2リッター直4ガソリンターボ
・XF ピュア:598万円
・XF プレステージ:668万円

3リッターV6ガソリン スーパーチャージャー付き
・XF Rスポーツ:969万円
・XF ポートフィリオ:1027万円
・XF S:1105万円

2リッター直4ディーゼルターボ
・XF ピュア:635万円
・XF プレステージ:693万円

(webCG)

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